2セルTinywhoopとして人気のあるMobula7ですがフレームが脆いのが欠点。
Mobula7のフレームはV2,V3とアップグレード版がありますが、今回、V3のフレームに交換してみました。
Mobula7のフレームが大破
Mobula7のフレームが脆く、フレームが割れてしまっている方も私の周りには多くいらっしゃいます。
ご他聞にもれず私も先日、クラッシュ時にフレームをこんな感じで大破させてしまいました。
因みに私の持っているMobula7は、送信プロトコルがFrSkyで、これをマルチプロトコルトランスミッターのJumper T8SG V2 Plusを使って飛ばしています。
そのクラッシュ時の動画を丁度、所有しているゴーグルDominator V3の録画機能で撮っていました。
この日は子供のサッカー観戦の後で、誰も居なくなったサッカーグランドで気持ちよく飛ばしていたのですが、まさかフレームが大破することになるとは。。
ただ動画を見ていただくと分かるのですが、気持ちよくドローンを飛ばせる場所がある環境に改めて感謝です。
私の住むアメリカ某所には、こういった場所が豊富にあるんです。すみません余談でした。
動画最後のクラッシュ後にフレームが大破してしまったわけです。
ということで、フレームを交換しようと思うのですが、Mobula7のフレームには、より耐久性のあるアップグレード版のV3というのがあるようなので、こちらに交換したいと思います。
Mobula7フレームV1とV3の形状比較
私が大破させたフレームV1と耐久フレームV3の形状比較をしておきましょう。
まずは表面からパシャリ。
当たり前ですがリブ形状やリブ数が強化されていますね。
このあたり時間があれば、CADでフレーム形状作成、CAEで強度・振動解析して形状最適化、その後、3Dプリンターで印刷、みたいなことも自分でやりたいんですけどねー。
いちお専門分野なので。
中学、高校生ぐらいであれば、この一連の作業できますかね?
こういったセミナーなどあっても面白いなと思いました。余談でした。
続いて裏面からパシャリ。
V1側はリブが欠けたままで失礼します。
Mobula7アップグレード版フレームV3購入時の注意点
Mobula7のアップグレード版フレームにはV2やV3がありますが、V3が最新で、最も耐久性のあるフレームになります。
19年5月時点でまだV2も売られているようなので、間違ってV2を買わないように気を付けましょう。
V2を試したわけではありませんが、V2も脆いという話を聞きます。
Mobula7アップグレード版フレームV3詳細レビュー
V3フレームはEachine Trashcanフレームの色違い?
V3フレームは触ってみると分かるのですが、非常に粘り気のある素材というか、少々曲がったぐらいでは割れないだろうなという感想です。
耐久性あるフレームで有名なEachine Trashcanのフレーム材質に似ている感じです。
むしろV3フレームはEachine Trashcanフレームの色違いでは?という声さえあります。
バッテリーホルダーが形状変更されています
V3のバッテリーホルダーはV1から形状変更されており、大きくなっていました。
V1やV2では1セルバッテリーを専用のバッテリーマウントを使って2つ搭載する形でしたが、V3では2セルバッテリーを搭載可能になっています。
なので、もしV1,V2のように1セルバッテリーを2つ搭載して飛ばしたい場合は、バッテリー固定がゆるい状態なので、輪ゴムかなにかで固定させたほうが良さそうです。
逆に、最近主流になりつつある2セルバッテリーを搭載可能になりましたが、そのためにはバッテリーのコネクターをXT30に変更する必要があるのと、本当に2セルバッテリーを使っても大丈夫かどうかは自己判断でお願いいたします。
というのも、このXT30を使うと過電流でECSが燃えるという噂もあります。
V1とV3の重量差は?
まずは数値だけでV1,V2,V3を比較すると以下の感じになります。
【V1,V2,V3の重量比較】
V1→4.5g
V2→4.4g
V3→5.5g
V1とV3を比較すると重量差は1gなんですが、よくよく考えると、V1には1セルバッテリー搭載ようにバッテリーマウントがありましたが、V3には2セルバッテリー搭載のため、このマウントがなくなくなるため実質、V1とV3の重量比較となると大差ないという感じです。
【バッテリーマウント画像準備中】
V3フレームのその他の変更点
その他のV3フレームの変更点を列挙すると以下のような感じかと。
-後部にはLEDを取り付けられるスリットも設けられている
-色はクリアと黒の2色あり、黒が人気?私のはクリアです。
フレーム交換作業
それではフレーム交換作業をしていきましょう。
まずは全てのパーツをV1フレームから外した状態で並べてみました。
意外とモーターの位置などが分からなくなるといけないので交換前の状態を写真に撮っておくと良いかと思います。
途中作業は割愛しますが、フライトコントローラー、モーターの順で組みつけていきます。
そしてフレーム交換完了!
念のためネジの締め付け不足でのグラツキなどがない確認しておきましょう。
グラツキがあると飛行時に変な振動の原因になるので。
さて、記念撮影をしておきましょう。まずは表面からパシャリ。
続いて裏面からパシャリ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2セルブラシレスTinywhoopは、言わずもがな1SブラシレスTinywhoopよりパワーがあるので何度もクラッシュしていたり、激しくクラッシュするとフレームが割れてしまうことが良くあります。
フレームが割れると暫く飛ばすことができなくなるので、日ごろからフレームの予備を持っておくことをお勧めします。
本当は3Dプリンターを使って自分でフレーム作れるといいんですけどねー。
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