ドローン用はんだ付け商品まとめ
マイクロドローンやレース用ドローンを始めると必ず必要になるのがハンダ付けに必要なあれやこれ。
でもドローン始めたばかりだと、どのはんだごてが良いのかな?はんだ付けに必要な小物は何かな?など、たくさんあるものの中からどれを買えば良いのか分からないですよね?
何を隠そうと私もそうでした。
そんな時に参考にしたのが先輩達のアドバイスなどでした。
今回は、ドローン歴5年の私自身が色んなはんだごてなどを使った経験を踏まえて初心者や中級、上級者に合ったおススメのはんだセットや、はんだ付け関連商品をご紹介したいと思います。
初心者用オススメはんだ付けセット
Tinywhoopなどのマイクロドローンを始めたばかりだと、はんだ付けといっても何からそろえればよいか分からないですし、最初は何かと出費が多くなるもの。
そんな時には重宝するのが、はんだ付けに必要な全てが入ったセットものです。
このセットは、神か!?というぐらい、はんだ付けに必要なものを安く買うことができます。
以下は私が最初に購入したハンダ付けセットです。
アマゾンで購入しました。
「はんだごて」だけでなく、はんだを取り除くときに使用する「はんだ吸引機」や、電圧、電流を計ることができる「デジタルマルチメータ」まで付いています。
とりあえずセットに含まれているものを列挙しておきます。
- はんだごて
- 鉛はんだ
- はんだ付けチップ3種類
- はんだごて用耐熱キャップ
- はんだ用スタンド
- はんだ吸引機
- はんだ吸い取り線(フラックス)
- ピンセット
- ニッパー
- 万能ナイフ
- ワイヤーカッター
- 大型LCDディスプレイ付きデジタルマルチメータ
- 8-in-1精密スクリュードライバー(磁性タイプ)
いかがでしたでしょうか?
これだけあれば十分だと思います。
中級者から上級者向け高性能はんだごて
はんだ付けに慣れてくるともっと快適なはんだ付け環境を求めたいもの。
そんな時にオススメするのが白光(HAKKO)製の『はんだ付け』です。
私の周りでも白光(HAKKO)を愛用している人が多いです。
高性能で使いやすい分、価格も高くなりますが以下をご紹介しておきます。
部品固定用クリップ付きフレキシブルスタンド
Tinywhoopなどのマイクロドローンは細かい部品に対し、はんだ付けを行うことが多いので、それらの部品を固定するためのクリップスタンドも必需品になります。
片手ではんだ本体、もう片方の手で1つの部品を持つので、両手はふさがってしまいます。
そして、はんだ付けするためにもう1つの部品も固定する必要があるためクリップスタンドが必要になるわけです。
ある程度、自由自在に部品を固定したいので以下のような沢山のクリップが付いたものを私は使用しています。
安定感もあり使いやすいですよ。
拡大鏡とライトが付いた以下のようなタイプもあります。
確かにTinywhoopなどマイクロドローンの細かい部品になると拡大鏡やライトがあったほうが良いと思うことがあるので、こっちを買ったほうが良かったなと思っています。
はんだごてに付いた不要なはんだを取り除くクリーナー
はんだ付けをしていると、はんだごての先端に、はんだが貼り付くというか、残ってしまい、作業がやりづらい時があります。
そういう時は以下のような『はんだクリーナー』で不要なはんだを取り除きます。
スポンジタイプのものもありますが、はんだが除去しづらいので、以下のような金属タイプをおススメします。
私の場合、スタンド付きはんだクリーナーを購入しました。
外観はこんな感じです。
綺麗に除去するはんだ吸い取り線
はんだ吸取器で取り切れないはんだをしっかりと吸い取ってくれるのが吸い取り線です。
消耗品だけに安いもので以下がおすすめです。
はんだ付け促進剤のフラックス
フラックスは、はんだ付け促進剤です。
はんだ付けする箇所が汚れていたり、酸化していると上手くはんだ付けできません。
そこではんだ付け箇所にこのフラックスを事前に塗ることで酸化を除去でき最適なはんだ付けをする事ができます。
フラックスがないと怖くてはんだ付けできない!という人もいるほどです。
私は以下のフラックスを愛用しています。
はんだ付け部の強化に黒いゴム接着剤
はんだ付け後の金属部強化に黒ゴム接着剤があると便利です。
ドローンのフライトコントローラーなどに以下のような黒いゴムが付いているのを見たことはないでしょうか?
このようにはんだ付け後の根元を強化したり、はんだ付けを取れにくくしたりする目的で、この黒ゴム接着剤が使われます。
私は以下を愛用しています。
はんだ付けのコツ
はんだ付けのコツは色々とありますが、ここでは鉄板のコツを箇条書きでまとめておきます。
- はんだごては350℃に温めてから使用する
- 温めたはんだごてで配線を少し温める
- はんだ付けする前にフラックスを配線と基板側に塗る
はんだ付けのやり方をまとめたいと思っていますので、まとめましたら公開したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はドローンユーザに必ず必要になる、オススメの「はんだ付け関連商品」をご紹介しました。
これだけそろっていれば問題ないと思います。
あとは、しばらく続けていると、あった方が便利!や、より高性能なものが良い!という段階に入ってくると思うので、その時々のご自分のレベルや、のめり込み具合を見ながら必要なものを購入していくと良いかと思います。
ドローン初心者としては、初期段階の出費多さを抑えたり、今後ののめり込むかどうか不明だと思うので、最初は『はんだ付けセット』を購入し、安く、必要なものを一度にそろえてしまうことをオススメします。
皆様のドローンライフの参考になりましたら幸いです。
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