レース用ドローンで使うおすすめリポバッテリー充電器であるEV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100W の使い方についてご紹介します。
はじめに
レース用ドローンをしていると必ず必要になるのがバッテリーの充電器です。
レース用ドローンでは以下のようなリチウムイオンバッテリー(リポバッテリー)を使用しますので、それ用の充電器が必要になるのです。
そこで私が購入した充電器は、EV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100W という充電器。
これはドローンレースで活躍する先人の方から紹介して頂いたものでした。
そしてレース用ドローンを始めて半年が経ちますが問題なく使い続けています。
先人の方もこの充電器を気に入っていて何年も使い続けているそうです。
正直、レース用ドローンを始めた頃は全てにおいて何を買えばよいのか、商品の目利きなどはできないに等しいので、それであれば先人の方のおすすめに素直に受け入れた方が良いと思っています。
というわけで、以前、このEV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100W の機能紹介はしたのですが、使い方について紹介しておらず、私自身も海外サイトなどを見るなどして、最初は手こずったので、他の方が同じ目に合わないように使い方をシェアしたいと思います。
EV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100W の特徴
使い方の前にざっと、この充電器の特徴について振返っておきたいと思います。
詳細については以下の記事も参考にしてみてください。
この充電器について私が一番気に入っているところは、一度に4つのバッテリーを充電できるというところ。
この4つのバッテリーは、たとえばセル数が違っても同時に充電できます。
例えば、3セルと4セルを一度に充電できるという意味です。
Tiny whoopだと一度に沢山のバッテリーを充電できる充電器が多いですが、レース用ドローンとなるとそれが限られてきます。
価格については、Getfpvという海外サイトで149ドルで購入しました。
私の調べる限りだとGetfpvがこの充電器でいうと最安値かと思います。
先ほど検索しても同価格でした。
EV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100Wの使い方
それでは今回のメイントピックである、この充電器の使い方をご紹介します。
まずは以下のように充電器をコンセントに挿します。
赤丸部は、付属のコード類になり、リポバッテリーと接続します(後述しますね)。
赤丸部を拡大すると以下の通りで、付属コード類とリポバッテリーを以下のように繋ぎます。
以下の赤丸の通り差込口がセル数によって変わってきます。
上記の場合は3セルのリポバッテリーを充電するために3セル用の差し込み口に繋いでいます。
もう一つのケーブルは、このリポバッテリーの場合、XT30用ケーブルを使います(以下参照)。
充電器にデフォルトで付いているのはXT60用なので、このリポバッテリーには使えませんでした。
最初はXT30とXT60とか分からずにいたのですが、なんとかショップでXT30用ケーブルを見つけ買うことができました。その時の様子は以下の記事も参考にしてみてください。
無事、ケーブル関係の接続が終われば、次は充電器の電源を入れ、充電をしていきます。
まずは以下のスイッチをONにして充電器の電源を入れます。
次に以下の①のような設定にした後で、②のスタートボタンを長押しします。その後、再度スタートボタンを押す(長押しでなく)と充電が開始されます。
※①の設定でどうやら1.0Aでゆっくりと充電していく方がリポバッテリーにやさしいようです。
充電が始まると上記①のディスプレイが以下のように変わり、充電経過時間が表示されます。
充電が終わるとアラームがなり、自動で充電終了します。
リポバッテリーの廃却方法
また充電と合わせて知っておきたいのがリポバッテリーの廃却方法です。
簡単に書くと塩水を使って処分します。
レース用ドローンをやっているとよくあるのですが、リポバッテリーの一つのセルが死んでしまい、使い物にならなくなることがあります。
この充電器の場合は、セルが死んだバッテリーを繋ぐとエラーで充電できないようになっています。
もちろんバッテリーチェッカーなどでセルが死んでいるかどうかも分かりますが。
塩水を使ったリポバッテリーの廃却方法やバッテリーチェッカーでの調べ方の詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一度やってみると簡単な充電なのですが、最初は充電器の使い方やケーブルの違いなどが分からず、充電するまで時間が掛かってしまいました。
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