Tiny Whoopを楽しむ必要アイテムが揃ったら、まずは飛ばして遊んでみましょう。
ですが中々最初は上手く飛ばせないもの。そんなとき練習あるのみですが、ここでは個人や仲間で、また屋内外で楽しく練習する3つの方法をご紹介します。
Tiny Whoopの楽しみ方
Tiny Whoopの練習方法に行く前に、少しTiny Whoopの楽しみ方について書いておこうと思います。
子供や大人まで楽しめるのがTiny Whoop。
最近は、日本各地でレースなども行われていますね。
私の住むアメリカでも近所のバーなどに仲間で集まって楽しんだりしています。
Tiny Whoopの良さを改めて考えてみると、レース用ドローンに比べるとスリリングは劣りますが、それなりにスリリングで、屋内で飛ばすぶんには天候や寒さに左右されなくてすみます。
私の住むアメリカ某所は、冬は非常に寒くて外で遊ぶなんていうのは不可能なので、室内でTiny Whoopでレースみたいなことは非常に重宝されるわけです。
そんなTiny Whoopですが目視で飛ばすのは、おそらくすぐにできると思うのですが、ゴーグルを付けて飛行させる、いわゆるFPVはすぐにはできないかと思います。
そんなときは練習あるのみで、とにかくトライ&エラーで上手くなっていきます。
本投稿の最後には私がレース用ドローンでやったときの具体的な練習方法の記事も掲載しておきました。
私自身は、Tiny Whoopでもこの練習方法で上達したような気がします。
それ以外の練習方法についても以下でご紹介していきますね。
ドローンのフライトシュミレーターでの練習
FPVをするためには、アマチュア無線4級などの免許を取得したり、必要アイテムを購入する必要があり、すぐに始めるにはそれなりにハードルがあります。
そこで、これらのハードルをクリアすることなく、低コストでFPV体験する方法があります。
それがフライトシュミレーターです。
これは誰でも家にいながらでき、FPVの醍醐味を体感できるので是非試してほしいと思います。
Velocidrone
フライトシュミレーターは色々とありますが、筆者がおススメするのは、「Velocidrone 」というもの。
Velocidroneはより実機に近いと言われています。
無料版もありますよ。
FPV Freerider
もう一つ人気なシュミレーションだとFPV Freeriderというものもあります。
具体的なダウンロード方法や、使用方法については専用サイトに譲りますが、ここでは簡単に概要をご紹介したいと思います。
FPV Freeriderを紹介した動画もあります。
FPV Freeriderは無料版から始められるFPVドローンレース用のシミュレーターです。
準備するものはパソコンと、USB接続ゲーム用コントローラーもしくは専用プロポです。
ゲーム用コントローラーであれば3000円ぐらいで購入できます。
まずはFPV Freeriderの公式ホームページにアクセスし、FPV Freeriderをダウンロードする必要があります。
FPV Freeriderは無料版と有料版(4.99ドル)がありますが、無料版はステージ数が少なく、更には詳細設定ができないという制限があります。ですが十分ドローンフライトを体験できますので、とりあえず無料版でやってみることをおススメします。
更に本格的に練習したい場合は、パソコンとFPV用ゴーグルをケーブルでHDMI接続することで、ゴーグルを見ながらFPV Freeriderをプレイすることも可能です。
Facebookでは、FPV Freeriderのコミュニティがあり、これに参加している世界中の人々とタイムを競うこともできます。
ざっと、FPV Freeriderをご紹介しましたが、これは本物のレース用ドローンを飛ばしているときとほとんど同じ感覚で操縦でき、更にシミュレーターで得たスキルは実際のドローン飛行でも使えるので家でお手軽に練習したい場合に非常に有効です。
練習場として運営されている所での練習
最近は日本各地に屋内のTiny whoop練習場があります。
具体的な場所の掲載はしませんが、グーグルなどで「Tiny Whoop 練習場」や「マイクロドローン 練習場」といったキーワードで検索するとヒットしますので、その中からご自分の住まいや練習場の雰囲気を確認し足を運んでみてはどうでしょうか?
練習場にはTiny Whoopの操縦が上手い人も必ずいますので、お手本にもなりますし、良い交流もできると思います。
ここ最近、日本でのこういった練習場やコミュニティが爆発的に増えているので必ずご自分にあったものが見つかるでしょう。
また練習場には各種イベントやレースの情報も掲載されているので、上達したらこういったものにも参加してみると良いでしょう。
バーを貸しきって、皆でワイワイやりながら飛ばすのも楽しそうですね。
ただ、今後はドローンも飲酒飛行が禁止されていくと思いますので、Tiny Whoopや屋内飛行も対象になるかは定かではありませんが、バーなどアルコールの近くでTiny Whoopを飛ばす際は安全に十分注意して飛ばすようにしましょう。
自宅にコースを自作し練習
次にご紹介するのは、Tiny Whoopは練習用コースを自作するパターンです。
家の家具なども使ってコースを作っても良いですし、Tiny Whoopの動画で良く観るようなゲートやパイロンを購入してコースを作るのも良いでしょう。
この辺もグーグルで検索するとお手本にできるコースがあると思うので、ご自分でコースを作る際のイメージがしやすいでしょう。
ここではコースを作るうえで代表的なアイテムを列挙しておきます。
ゲート
レースの動画で良く観るのがゲートです。
以下のような円状のゲートを天井からぶら下げたり、壁に貼り付けてコースを作るのも良いでしょう。
屋外の場合は、以下のようなゲートも使えます。
パイロン(Pjlon)
パイロンを使ってコース作ることもできます。
パイロンもまともに買うと少し値段が高いですが、サッカーなどスポーツ用のパイロンだと多少安く購入できます。
やはりドローン専用となるとゲートもパイロンも高くなる傾向にあるので、自作したり他スポーツのものを転用することで安くコースを作成できると思います。
このようなやり方で練習を積み、ある程度、機体を思うとおりに操作することができたら、友人と競争したり、Tiny Whoopの大会に出ることもできるでしょう。
そこには様々な出会いもあり、益々、あなたのドローンワールドが広がっていくことでしょう。
フラッグ(旗)
屋外ですと旗を使ってコースを作るなんていうのも良いでしょう。
Tinywhoopの練習とは関係ありませんが、以下にドローンユーザーなら必ず必要になる『はんだ付け』のオススメをまとめましたのでご参考まで。
特別カリキュラムでプロから学べるTiny whoop飛行技術
短時間でTiny whoopを飛ばすのがうまくなりたい人におススメなのが以下のようなセミナーです。
1日コースは目視飛行、2日コースはゴーグルを使ったFPV飛行です。
1日コースは7万円、2日コースは13万円と決して安くはないですが、プロの今までの経験(時間)をお金で買う、そしてTiny whoopを飛ばすのに必要なことを教えてもらえるということに、対価を払えるかどうかだと思います。
セミナーで具体的に学べるポイントは以下です。
目視飛行を学べる1日コース
マイクロドローンの原理や飛行前の各種設定、前後・八の字飛行、といった目視飛行
FPV飛行を学べる2日コース
FPV飛行訓練、Betaflight設定、プロポ設定、BLHeli設定、FPVでの撮影など
その他の特典
- 受講中に学びきれなかった個所は後日スキルアップコースで習得可能
- 教育に必要なマイクロドローン、プロポ、ゴーグルは無料でレンタル可能
- 教育受講後、国土交通省公認の認定証が発行される
ドローンについて総合的に知識を得る
少し毛色が変わりますがドローンについて総合的に知識を得たいならドローン検定という民間資格もあります。
ドローンには色々と資格がありますが、その中でも一番有名なのがドローン検定でしょう。
ドローンを始めたばかりだと何がわからないかが分からない状態だと思います。
そんな時はドローン検定などを受けることで先人達の知識を網羅的に得てしまいましょう。
筆記と実技の両方があるので知識だけでなくドローン操作についても学べます。
レース用ドローンでの私の練習方法
レース用ドローンの時にFPV飛行(ゴーグルを使った一人称視点での飛行)が急にできた時の練習方法をご紹介しておきます。
そういえばTinywhoopの時のFPV飛行もこのやり方でできるようになったのを思い出しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はTiny Whoopの練習方法としてフライトシュミレーター、練習場、練習用コースを自作する、というやり方をご紹介しました。
コースを自作するのは、アイデアしだいで色んなコースを作れると思うので、それ自体も楽しめそうですね。
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