GEPRC Thinking P16 4Kマイクロドローンレビュー
BanggoodでGEPRC Thinking P16 4Kを見てみる
Caddxから新しい4Kカメラ『Caddx Loris 4K』が出て以来、この4Kカメラを搭載したマイクロドローンがではじめています。
やはり10gと驚異的な軽量に仕上がっている4KカメラCaddx Loris 4Kは、重量が飛行時間にもろ直結してくるマイクロドローンにとって救世主的存在だったのでしょう。
さて今回は、私の最近のお気に入りメーカーのGEPRCから出ているこのGEPRC Thinking P16 4Kのレビューです。
まだGEPRC Thinking P16 4Kの詳細レビューがYoutubeにもあがっていない中ではありますが、参考にして頂けると幸いです。
GEPRC Thinking P16 4Kマイクロドローンのスペック
GEPRC Thinking P16 4Kの詳細スペックは以下になります。
同じく4KカメラCaddx Loris 4K搭載のGEELANG Anger 85X 4K HD、iFlight Alpha A85に比べると一回り小さいサイズになっています。
メーカー | GEPRC |
重量 | 55g (バッテリーなし) |
サイズ | ホイールベース:79mm |
飛行時間 | 4分 |
GR1103 8000KV ブラシレスモーター | セル数:2-4S 8000KV 設定: 9N12P ベアリング: NSK/5*2*2.5 ステーター径: 12mm ステーター長さ: 4mm シャフト径: 1.5mm 重さ: 6g モーターマウント径: 9*9 φ2mm |
GEP-12A-F4 AIO フライトコントローラー | MCU: STM32F411 IMU: MPU6000 gyro/accelerometer (SPI) OSD: BetaFlight OSD w/ AT7456E chip Baro:NO BEC Output: 5V@1A Integrated LC Filter Firmware target: MATEKF411 ESC MCU: BB21F16G Continuous current: 12A Input:2-4s lipo Supports Dshot600 ,Oneshot,Multishot Current meter: 210 Target: G_H_30 Size: 28.5×28.5mm board,25.5mm mounting holes (M2) Installing Hole: 25.5×25.5mm, M2 Weight: 5.6g |
受信機 | レシーバーなし FlySky A8S |
VTX | 5.8GHz (48 Channel IRC Tramp, PIT/25/100/200mW) |
Caddx Loris 4Kカメラ | Loris:1 / 2.7インチCOMSセンサー 横:800TVL ビデオRolution:1080p / 60FPS.1080P / 120FPS / 2.7K60FPS.4K / 30FPS.4K / 60FPS、REAL3.5K / 60FPS) FPV /録画に対応 FOV:165° レンズ:1.8mmレンズ FPV転送:40ms TVシステム:NTSC / PAL(変更可能) オーディオ:デジタルMIC 最小発光:0.01LUX WDR:DWDR FLY OSD:Yes ビデオファイル形式:MP4 電子シャッター:PAL1 / 50〜100.000; NTSC:1/60〜100.000 DNR:3DNR ビデオ出力:CVBS 重量:10g UVミラー:専用使用、専用カスタマイズ。 サイズ:19×17.5×6.6mm 重さ:1.1g |
プロペラ | GEMFAN 1636 |
リポバッテリー(含まれていません) | 3S 300mahリポバッテリーを推奨 |
GEPRC Thinking P16 4Kとその他4Kマイクロドローンを比較
GEPRC Thinking P16 4Kの主なスペックを元祖4KマイクロドローンのBeta85X 4Kと比較してみましょう。
こうやって比較してみるとすでにBeta85X 4Kが過去のものになりつつありますね。
逆に言うとこのマイクロドローンの進歩が速すぎるのかもしれません。
GEPRC Thinking P16 4Kは軽量ですがモーターのKV値も小さく飛行時間が4分と短めに設定されています。
個人的には他のマイクロドローンと比べ、少し中途半端な位置づけな気がします。
せめて飛行時間が格段に長いとかでないと差別化がはかれないというか。。
これらを飛ばし比べたことがないので性能面は申し訳ありませんが不明です。
Beta85X 4K | GEPRC Thinking P16 4K | |
ブランド | BetaFPV | GEPRC |
カメラ | Caddx Tarsier 4K | Caddx Loris 4K |
カメラ解像度 | 4K@30fps | 4K@60fps |
モーター | 1105 5000KV 3-4S | GR1103 8000KV |
サイズ | ホイールベース: 85mm | ホイールベース: 79mm |
重量 | 88.6g | 55g |
飛行時間 | 4分~4分半 | 4分 |
価格 | 32000円 | 22000~25000円 |
他の『Caddx Loris 4K』を搭載したGEELANG Anger 85X 4K HDやiFlight Alpha A85のレビューについては以下を参考にして頂けると幸いです。
GEPRC Thinking P16 4Kマイクロドローンの特徴
最新4KカメラCaddx Loris 4Kを搭載
まず、最大の特徴はCaddxの最新の4KカメラであるCaddx Loris 4Kを搭載していることでしょう。
Caddx Loris 4Kの重さはなんと10gで、解像度が4K@60fpsです。
同じくCaddxの4KカメラであるCaddx Tarsier 4Kが18gで、解像度が4K@30fpsだったのでカメラだけでもかなりの性能UPになっています。
Caddx Loris 4Kを単体で購入しようとするとだいたい8800円ぐらいです。
単体で購入してお持ちのマイクロドローンなどに載せてみるだけでも最新の4Kカメラを試せるのでおすすめです。
少し物足りない飛行時間
3SのリポバッテリーでGEPRC Thinking P16 4Kの飛行時間は4分とのこと。
正直少し物足りないですね。
推奨バッテリーとして3S 300mahリポバッテリーでTATTU 14.8V 75Cリポバッテリーが良いかと思います。
とにかく軽量
GEPRC Thinking P16 4Kは、バッテリーなしで55gとかなり軽量に仕上がっています。
元祖4KマイクロドローンだったBeta85X 4Kが88gだったので、それに比べたらかなりの軽量になっています。
やはりCaddx Loris 4Kの10gというのが、かなり貢献しているのだと思います。
GEPRC Thinking P16 4Kマイクロドローンに含まれるもの
GEPRC Thinking P16 4Kには以下のものが含まれています。
1x Thinking P16 4K CineWhoop Drone
4x GEMFAN 1636
2x Battery strap 15*120
1x 1.5mm L screwdriver
1x 5.8G Antenna
GEPRC Thinking P16 4K購入時の注意点
最近のマイクロドローンのラインナップといえば、以下のような仮面ライダーゴーグルを使うDJIデジタルFPVシステム搭載のものが多いと思いませんか?
そうなんです。
GEPRC Thinking P16 4KにもDJIデジタルFPVシステムバージョンがありますので、間違って購入しないようにしましょう。
というのも、今のところ我が国日本では、趣味目的でこのDJIデジタルFPVシステム使えないのです。
因みに以下はそのGEPRC Thinking P16のDJIデジタルFPVシステムバージョンのレビュー動画です。
このデジタルFPVの技術の恩恵を受けられないのが本当に悲しい。
でも業務目的で飛ばしている人は、必要な免許さえあれば購入できますね。
GEPRC Thinking P16のDJIデジタルFPVシステムバージョンは以下のBanggoodサイトで購入できます。
はやく日本でも趣味目的でDJIデジタルFPVシステムが使えることを願ってます。
DJIデジタルFPVゴーグル含めたFPVゴーグルまとめは以下の記事を参照して頂けると幸いです。
GEPRC Thinking P16 4Kマイクロドローンのレビューまとめ
いかがでしたでしょうか?
その他の4Kマイクロドローンのレビュー記事は以下の記事を参考にしていただければ幸いです。
GEPRCの主力4Kマイクロドローンたちが勢ぞろいです。
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