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【2022年版】FPVドローン用ゴーグル・アンテナ・受信機のおすすめと選び方

【2020年版】FPVドローン用ゴーグルの選び方とおすすめ FPVゴーグル
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ドローンをゴーグルを使って飛ばす『First Of View(FPV)』を始める人が多くなってきています。

日本語にすると『一人称視点』と訳されます。

ドローンに搭載されているカメラから送られてくる映像をゴーグルで見ながらドローンを飛ばすわけですが、それはもう鳥になった気分です。

因みにお恥ずかしいですが以下は私が初めてアメリカでFPV出来た時の動画です。

FPVをやる上で必需品なのがゴーグルです。

そのゴーグルを購入する際に良く聞くのが、種類があり過ぎてどれを買えば良いか分からないということはないでしょうか?

私自身、最初の頃、そうでした。

ただこの性能によって見える世界が変わってくるのでFPVにとってゴーグルは最も重要な要素と言っても過言ではないでしょう。

また、良いものは価格も高いため、しっかりと理解したうえで買いたいものです。

今回は今まで数種類のものを使用してきた筆者が、自身の経験とドローン仲間からの意見を基に価格や性能を比較し、価格帯別にベストのFPVゴーグルを選んでみました。

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FPVゴーグルのデジタル方式とアナログ方式とは?

そもそもFPVゴーグルにはデジタル方式アナログ方式があります。

ここでは一般的に広まっているアナログ方式のオススメをご紹介していきますが、最近(2020年)はデジタル方式のものがDJI社から発売されました。

これについても最後の方で少しご紹介しておこうと思っています。

ベストFPVゴーグル

低価格(~1万円)、中価格(1万~3万円)、高価格(3万~5万)と価格別にそれぞれおススメを紹介し、最後に全価格帯とおしてのベストなものをご紹介していきたいと思います。

低価格帯FPVゴーグル(~1万円)

Eachine EV800D

最初にご紹介するのがEacine EV800Dです。

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横180×奥行145×高さ82mm
重さ362g
画面サイズ5インチ
解像度800×480
録画機能有無
その他リプレイ機能有、アンテナ付き、ディスプレイ取り外し可
価格10000円弱

Eachineはゴーグル以外にもドローン自体や様々なドローン製品を製造・販売しているメーカーで、各種製品を安く提供してくれるので、ドローンをやっている人のほとんどが一度はEachineの恩恵を受けているのではないでしょうか?

私の受けた恩恵は数えきれません笑

そのEachineが安く提供しているゴーグルがEacine EV800Dで、以下が外観です。

Eachine EV800Dの外観

後でもご紹介するFatsharkやSkyzoneの高価格帯のものと比べるとかなりサイズが大きいのですが、その分、以下のようにレンズも大きいので見やすいですし、なんといっても値段が安いです。

Eachine EV800Dレンズの大きさ

ドローンで初めてFPVをしてみたい方で、どうしても出費を抑えたい方は最初の一台としてEacine EV800Dを選択するのもありでしょう。

お金に余裕のある方や、ドローンを続けていくのであれば、最初から後述する中高価格帯のゴーグルを購入する事をオススメします。

ただ、Eacine EV800Dは以下のようにディスプレイだけを取り外して(セパレイト)使用することもできるため、1台目のものとして買い、2台目に高性能のものを買った際に、Eacine EV800Dをディスプレイとしての活用に切り替えるでも良いでしょう。

Eacine EV800Dのディスプレイをセパレイト

以下のEacine EV800D詳細レビュー記事も参考にしていただければと思います。

中価格帯FPVゴーグル(1万〜3万円)

Fatshark Attitude V5

次にご紹介するのは、ゴーグルメーカーとして1位、2位を争うFatshark社のFatshark Attitude V5です。

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横168×奥行83×高さ71mm
重さ193g
IPD59~69mm(調整可)
FOV30°
解像度640×400(有機ELディスプレイ)
録画機能有無
その他リプレイ機能有、受信機付き、アンテナ付き、バッテリー付き
価格30000円ちょっと

このFatshark Attitude V5の売りは何といっても、はじめから受信機やアンテナが付いている

上位機種と同様に有機ELディスプレイ、Fatsharkというブレンドバリューがある、にも関わらず価格が3万円ちょっとということです。

以下の写真のものが全て含まれているということです。

Fatshark Attitude V5に含まれるもの

メガネを付けたまま使えるFatShark Scout

Eachine EV800Dと同じようにBOXタイプでFatshark製となると、このFatshark Scoutでしょう。

※なぜか以下リンクが、Page Not Foundと出ていますがリンクは生きています。

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横170×奥行120×高さ95mm
重さ336.5g
FOV50°
画面サイズ4インチ
解像度1136×640
録画機能有無
その他リプレイ機能有、アンテナ付き、バッテリー付き
価格約22000円

Fatshark Scoutのうれしさの一つに以下のように眼鏡を付けたままゴーグルを使うことができます。

私も近視(最近は老眼にもなっていているという噂が…)なので分かるのですが目が悪い人用のFPVゴーグルが欲しいと思っている人は多いのではないでしょうか?

中には近視用のレンズを別途用意されているものもあるのですが、眼鏡を使っている人だと、自分の眼鏡をそのまま使いたいというニーズはありますよね。

Fatshark Scoutは、そんな要望を叶えられるものになります。

Fatshark Scoutに眼鏡使用

高価格帯FPVゴーグル(3万〜5万円)

さー、最後に高価格帯のゴーグルのご紹介です。

ここでご紹介するものはドローンでFPVをやっている人だと、ほとんどの人が高性能だと納得するのではないでしょうか?

高性能かつ良心的価格なSkyzone Sky03o

まずはSkyzone Sky03oからご紹介します。

Skyzone Sky03oは、様々なサイトで売られていますが、Makerfireで購入するのが一番お買い得だと思います。

私も御多分に漏れずMakerfireから購入しました。

以下のクーポンをMakerfireで使えばSkyzone Sky03o含め全商品5%オフになります。

クーポンコード:DRONEJOURNEY

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横170×奥行83×高さ44mm
重さ231g
IPD57.5~69.5mm
FOV35°
解像度1024×768(有機ELディスプレイ)
録画機能有無
その他リプレイ機能有、受信機付き、アンテナ付き、バッテリー無し
価格約43000円

FPVゴーグルといえば今まではFatshark社製が独壇場で、その中でも後でご紹介するHDO2やHDOが性能面でも人気があります。

そんな中でこれらを超えているのでは?というコメントが多かったのが、このSkyzone社の最高級機種であるSky03oです。

私も購入し愛用しております。

Sky03oの詳細レビューや使い方は以下を参考にして頂ければと思います。

このSky03oのメリットを列挙すると以下です。

✅【メリット1】ダイバシティ受信機内蔵

一般的にFatsharkなどのゴーグルは受信機が外付けのため、後述するRapidfireのような受信機を別途購入する必要があります。

このRapidfireのようなオススメ受信機などは、結構なお値段するんです。

それに比べてSky03oはダイバシティ受信機が内蔵されています。

更にはその状態で価格も399ドルとHDO2やHDOと比べても安いです。

✅【メリット2】有機ELディスプレイ

ディスプレイには映像がより鮮明になる有機ELを採用しています。

✅【メリット3】カラーバリエーション豊富

カラーバリエーションが9色と他のゴーグルには見られないほどのカラーバリエーション豊富です。

✅【メリット4】価格が良心的

前述したようにダイバーシティ受信機内蔵などを加味して値段がHDO2やHDOよりも安いというのが最大のメリットといっても良いかもしれません。

SKYZONE SKY04X

久しぶりにSkyzoneからの最新FPVゴーグルが出ました。

その名もSkyzone Sky04Xです。

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横185×奥行75×高さ67mm
重さ267g
IPD58~71mm
FOV46°
解像度1280X960(有機ELディスプレイ)
録画機能有無
その他リプレイ機能有、受信機付き、アンテナ付き、バッテリー無し
価格約53000円

その他のSky04Xの嬉しいところは以下です。

✅メニューが日本語対応している
✅操作がジョグダイアルでできる
✅Focus adjustment対応でメガネのようにピントを合わしてくれるます。度数が-6~+6まであり、上手くいけばコンタクトや追加レンズ不要かもしれません

根強い人気なFatshark HDO2

最後にご紹介するのがFatshark社の最高機種であるHDO2です。

※なぜか以下リンクが、Page Not Foundと出ていますがリンクは生きています。

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横169.2×奥行80×高さ45.5mm
重さ206.8g
IPD54~74mm
FOV46°
解像度1280×960(有機ELディスプレイ)
録画機能有無
その他リプレイ機能有
価格約54000円

HDO2に含まれているものは以下になります。

HDO2に含まれているもの

超高価格帯FPVゴーグル(6万円以上)

ORQA FPV

映像が綺麗と電光石火のごとく現れたクロアチアのFPV会社が出しているORQA FPVです。

デザインが斬新ですね。

色んなYoutuberの方々が映像が綺麗と評判です。

その分、お値段はしますが。

※なぜか以下リンクが、Page Not Foundと出ていますがリンクは生きています。

主な仕様は以下の通りです。

サイズ横177×奥行99×高さ72mm
重さ210g
IPD56~74mm
FOV44° or 30°
解像度1280X960(有機ELディスプレイ)
録画機能有無
その他リプレイ機能有、受信機なし、アンテナなし、バッテリー無し
価格約74000円

FPVゴーグルランキング

ここまで価格帯別におススメFPVゴーグルをご紹介してきました。

これらのご紹介したものの中からベストなものを選ぶとすると、私はSkyzoneのSky03oを選びます。

またご紹介したものからランキングを作るとすると以下になります。

1位のSky03oと2位のHDO2のどちらがベストかと言われると迷う人が多いのではないでしょうか?

それでもなお、受信機などが付いてもなお、価格が1万ほどHDO2より安く、HDO2と同クラスの性能を誇るSky03oを私はベストFPVゴーグルに選びました。

ランキング商品名メーカー価格(円)
1位Sky03oSkyzone43000
2位HDO2Fatshark54000
3位Fatshark Attitude V5Fatshark30000
4位ScoutFatshark22000
5位EV800DEachine10000

FPVゴーグルの性能を引き出す付属品

おすすめFPVゴーグル用受信機(レシーバー)

FPVゴーグルの性能を引き出す必需品として受信機(レシーバー)がまず挙げられます。

これはドローンから送られてくる電波を受信するための受信機になります。

先ほどご紹介したSkyzone Sky03oは受信機が内蔵されているため別途購入する必要はありませんが、HDO2などには付いていませんので別で購入する必要があります。

もちろん、Skyzone Sky03oも内蔵受信機よりも高性能の受信機を外付けすることもできるため別途購入することもできます。

以下はそのSkyzoneの受信機外付けモジュールです。

私もこの外付けモジュールを注文したので、届き次第レビューしたいと思っています。

ここでは、高性能かつおすすめの受信機を2つご紹介します。

FPVゴーグル同様に受信機もたくさんあるため、どれを買うか迷う人が多いのではないでしょうか?

そんな時は以下のRapidfireFuriousFPV True-D Xのうちのどちらかを購入しておけば間違いないと思います。

この2つの受信機も良く比較されるので、迷う場合はYoutubeなどで比較動画を見てみると良いでしょう。

おすすめFPVゴーグル用アンテナ

アンテナは色々と種類があり、どれを買うか迷ってしまいますよね?

私は今のところプレート型とキノコ方のアンテナを使っています。

私の理解ですと、このプレート型は平面形状なので面方向として、キノコ型は円形状なので周方向としての電波を受信でき、どちらか一方ではなく、この2種類の形のアンテナを使う事で、幅広く電波をキャッチできるようにする効果があると理解しております。

検討すべきFPVゴーグル性能

次にFPVゴーグルの仕様を見る際によく目にするIPDとFOVとは何かをご紹介しておきます。

IPD(Inter Pupillary Distance)

IPDとは、Inter Pupillary Distanceの略で、人の左右の黒目の中心間の距離になります。

前述したEachine EV800DやFatshark Scoutなどのレンズが分かれていない一体式の単眼レンズと呼ばれるものはIPDというのはありませんが、Skyzone Sky03oやFatshark HDO2などのレンズが二つに分かれている複眼レンズのFPVゴーグルでは、このIPDという値が仕様内に書かれています。

日本人の左右の黒目の中心間距離は、62~64mmだと言われているのSky03oで57.5~69.5mm、HDO2で54~74mmに調整可能です。

なのでご自分にあったIPDに調整できるものを買うようにしましょう。

FOV(Field of view)

FOVとはField of viewの略です。要は視野角になります。

私の周りの人の意見を聞いてもそうなのですが、FPVゴーグルでのFOVの差によって見える範囲が変わってくるかというと、それほど影響はなく、それよりもFPVカメラのFOVにより見える範囲が左右されるので、そちらを気にしたほうが良いでしょう。

ちなみにSky03oのFOVは35°、HDO2は46°です。

綺麗すぎる!DJIデジタルFPVシステム

今まではアナログ式のFPVゴーグルをご紹介してきました。

最後に今後のためにデジタル式のものをご紹介しておこうと思います。

これは私の知る限りドローンシェアナンバー1のDJI社からのみ発売されている技術です。

以下はゴーグルを単品で買った場合。

これはゴーグルとカメラ、プロポをセットで買った場合

さすがにデジタルというだけあって、アナログ方式と比べてノイズも入らずかなり綺麗です。

以下はこのDJI FPVシステムの紹介動画になります。

このDJI FPVシステムを使う時の注意点としては、陸上特殊無線技士3級以上の資格が必要ということです。

アナログ方式のFPVの場合はアマチュア無線4級以上なのですが、それに対しこの場合は、陸上特殊無線技士3級以上が必要になります。

また日本では趣味目的での使用が禁止されており、業務目的のみのようです。

海外のYoutubeを見ていると、このDJI FPVシステムを使っている人が多く、見ていて本当にうらやましくなります。

日本でも早く、趣味目的で使える日が来ることを願っています!

最近は以下のようにゴーグルと専用カメラをドローンに搭載した状態でセットで販売するケースが増えてきたように思います。

ゴーグル仕様一覧まとめ

いかがでしたでしょうか?

今までご紹介したものの仕様を今一度まとめておきます。

今後、FPVゴーグルを購入予定の方の参考にして頂ければ嬉しいです。

製品名Sky03oHDO2AttitudeScoutEV800D
メーカーSkyzoneFatsharkFatsharkFatsharkEachine
サイズ横170×奥行83×高さ44mm横169.2×奥行80×高さ45.5mm横168×奥行83×高さ71mm横170×奥行120×高さ95mm横180×奥行145×高さ82mm
重さ231g206.8g193g336.5g362g
IPD57.5~69.5mm54~74mm59~69mm(調整可)
FOV35°46°30°50°
解像度1024×768(有機EL)1280×960(有機EL)640×400(有機EL)1136×640800×480
録画機能有無
受信機
アンテナ
バッテリー
リプレイ機能
価格約43000円約54000円30000円ちょっと約22000円10000円弱

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