はじめに
Toothpick(つまようじ)というドローンが流行ってますね。
名前の通り機体フレームが細く、軽量なのが特徴で、大きさもマイクロドローンクラスです。
個人的に気になるToothpickを以下にまとめてみましたので参考にして頂けると幸です。
ただ各メーカーとも続々と新商品を投入してくるので最新情報も気にして頂ければと思います。
先日、このToothpickドローンの中から入門にオススメのEachine Reddevilという機種のレビューをしました。
今回は、このReddevilに誰もが?やっておきたい改造5つについてご紹介したいと思います。
Reddevilに施したい5つの改善
VTXアンテナの固定
まずはVTXアンテナの固定からです。
Reddevilには以下の赤色の結束バンドが付属しています。
最初は何で結束バンドが付属しているの?しかもなぜ赤色?と疑問に思ってましたが以下のようにVTXアンテナを固定する為のものでした。
なので機体の赤色と同色の結束バンドだったんですね。
結束バンドを使ったアンテナの固定のやり方は、上記のように結束バンドを機体に巻き付け、熱収縮チューブで結束バンドとアンテナとまとめます。
詳しいやり方はレース用ドローンの事例ですが以下を参考にして頂ければと思います。
結束バンドとアンテナを熱収縮チューブで束ねたらライターであぶります。
間違ってプロペラを熱していますと私のようにプロペラが変形してしまうので気を付けましょう。
プロペラを外してやる事を強くオススメします汗
Reddevilには替えのプロペラが入っているので助かりました。
バッテリーホルダーをストラップに変更
続いてデフォルトで付いている以下のバッテリーホルダーをストラップに変更します。
デフォルトのバッテリーホルダーは決まった形のバッテリーにしか対応していません。
例えばReddevilに付属している3セル、300mahのバッテリーは、このホルダーにおさまりますが、3セル 450mahだとおさまりません。
Reddevilに付属しているバッテリーのように3セル 300mahを沢山持っていれば良いのですが私のように3セル 450mahを多く持っている人はそれらを使えないのはもったいないですよね。
なのでこれを以下のようなストラップに変更する事で色んなバッテリーを搭載する事ができます。
バッテリーストラップは以下のように結束バンドを使って機体に取り付けます。
上から見るとこんな感じです。
バッテリーストラップが取り付けできたら以下のように3セル 450mahのバッテリーも搭載できます。
それでも3セル 300mahのバッテリーが良い人はアマゾンでも購入可能です。
カメラ画像のゼリー対策
Reddevilのキャノピーは2セルTinywhoop として有名なEachine Trashcanの流用です。
このキャノピーはカメラの角度を変更できるのが嬉しいのですが、その背反としてカメラが振動してしまい映像にゼリー状模様が出てしまうというデメリットがあります。
そのゼリー状模様を出さないようにする対策として、以下のようにカメラと機体の間にクッション材を挟む事でカメラ振動を吸収し映像にゼリー状模様を出さないようにするというものです。
どんなクッション材が良いか?ですが、以下のようなイメージです。
テープになっている必要はありませんが素材的にはこんな感じです。
ロスト防止用ブザー取り付け
次はブザーの取り付けです。
これはReddevilだけの改造というわけではありませんが例えばドローンが草むらに入ってしまい探すのが大変な時にはブザーをつけておく事でドローンをなくさずにすみます。
なのでマイクロドローンには基本、以下のようなブザーは必須でしょー。
ブザー取り付けの注意点としては半田付けが細かい作業で難しいという事です。
フライトコントローラーのどこにブザーを取り付けるかは、Reddevilのマニュアルに記載されています。
以下は私がReddevilに取り付けたブザーとケーブルです。
VTX出力を200mWへ変更
次はVTX出力の200mWへの変更です。
ReddevilのVTX出力は25mW〜200mWの間で変更可能ですが、出来るだけ高出力の方が良いですよね!
と思いましたが以下のReddevilのマニュアルを読むとデフォルトで200mWに設定されているようです。
アームされていない時は25mWでアームすると200mWに変わるそうです。
なのでマニュアルでVTX出力を変える必要はありませんでした。
モーター回らない時の原因調査方法
これは改造とは違いますが、私のReddevilのモーターの1つが以下の動画のように突如回らなくなりました。
何が原因でモーターが回らないのか問題を切り分けるために以下の順番で調査を行いました。
回らないモーターと回るモーター(正常なモーター)を入れ替え
回らないモーターと回るモーター(正常なモーター)を入れ替え、もし回らないモーターを付けていた場所に正常なモーターを付けてモーターが回った場合は、モーターの故障。正常なモーターが回らなかった場合は、モーター以外の問題と切り分ける事ができます。
結果、正常なモーターが回らなかったため、モーター以外の問題が予想されました。
モーターをDCに直接半田付け
次に念のためモーターとFC(フライトコントローラー)の接続部のコネクターの接触不良なども考えられるため、モーターのケーブルをコネクターを使わずに直接、FCに半田付けしました。
結果、同じくモーターは回りませんでしたのでコネクターの問題でもなさそうです。
FC(フライトコントローラー)の故障?
ここまでの検証で私が想像するにモーターが回らない原因はFCでは?と予想しました。
そこでReddevilのFCの価格をBanggoodで調べてみると、約5000円…
FCだけに5000円出すのなら、もう一つReddevil買った方がマシだな…という事で2つ目のReddevilが着弾しました。
2つ目のreddevil着弾。#ドローン #toothpick pic.twitter.com/NKEKJVyX1b
— ドロバカ日誌 (@fpv_enjoy) March 23, 2020
まとめ
いかがでしょうか?
今回はToothpickドローンであるReddevilに施しておきたい5つの改造についてご紹介しました。
今一度、5つの改造のまとめますと以下です。
- VTXアンテナの結束バンドと熱収縮チューブを使った固定
- バッテリーホルダーをストラップに変更
- カメラ画像のゼリー対策
- ロスト防止用ブザー取り付け
- VTX出力を200mWへ変更(実際はデフォルトで200mW設定なので変更なし)
Reddevilは以下Banggoodで購入できます。
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