はじめに
2019年中盤辺りから突如現れたToothpickと呼ばれるドローンジャンルがあります。
Toothpickとは日本語で「つまようじ」の意味で、その名の通りフレームはレース用ドローン などと比べるとかなり細い状態になっています。
Toothpickも小型でマイクロドローンに位置されると思いますが、Toothpickが流行る前はTiny whoopやCinewhoopと呼ばれる同じくマイクロドローンが流行っていました。
Tiny whoopとToothpickの大きな違いは以下のようにTiny whoopにはプロペラガードが付いていますがToothpickには付いていません。
またプロペラもTiny whoopが3枚なのに対し、Toothpickは2枚のものが一般的です。
Toothpickは軽量なためTiny whoopに比べパワフル、スピーディーな飛行が可能です。
【Tiny whoopの外観一例】
【Toothpickの外観一例】
今回は、そのToothpickドローンの入門機としておススメのEachine Reddevilの詳細レビューをしたいと思います。
文末に飛行テストの動画レビューもありますのでご参考まで。
Toothpickドローンまとめ
Eachine Reddevilのレビューの前にToothpickドローンをざっくりとご紹介しておきます。
Toothpickも色々なメーカーから各種発売されています。
全部は網羅できていませんが以下に代表的なToothpickをまとめてみましたのでご参考まで。
今までToothpickというと2.5インチクラスが多かったですが最近は4インチのToothpickも登場し始めており各メーカー矢継ぎ早に新商品を登場してきています。
4インチにもなると更にパワフルに飛べますが、クラッシュした時に細いフレームが耐えられるのかな?というのが個人的には心配ですが…
Reddevilレビュー
それでは本題のReddevilの詳細を見ていきましょう。
仕様
ブランド | Eachine |
重量 | 63.2g(バッテリーなし37.4g) |
フライトコントローラー | CRAZYBEE F4FR PRO |
モーター | EX1102 KV8700 |
受信機 | Frsky/Flysky/DSM2/DSMX/ |
VTX | 切替可能な25〜200mW |
カメラ | CADDX EOS2カメラ |
付属品
Reddevilには以下のものが含まれています。
- Reddevil機体
- 3Sバッテリー1個
- 予備プロペラ
- ドライバー
- Reddevil用ケース
3Sバッテリーが1つ入っているのは入門者には嬉しいですね。
外観
各方向の外観を見ていきましょう。
【真上】
キャノピーは同社Eachine Trashcanの流用です。
【側面】
ネジでカメラ角度を調整できるようになっています。
このカメラ角度調節は姉妹機のHappymodel Sailfly-Xではできなかったので、これはReddevilのメリットの1つです。
【後】
【裏面】
赤色のクッション材を取ると以下のように配線が見えます。
スッキリ配線がおさまっている印象です。
分解レビュー
次にReddevilの分解レビューです。
フレームとフライトコントローラーは4箇所でしっかりと固定されている印象です。
ネジも上から締めて終わりでなく下側にナットがあり、上下で挟み込むように固定されています。
フライトコントローラーとVTXボードは以下のようにおさまっています。
拡大するとこんな感じです。
VTXボードはフライトコントローラーにテープで固定されています。
最近のドローンは以下のようにバッテリーコネクター部にコンデンサーが付けられているのをよく見ます。
コンデンサーでノイズ除去をし、ゴーグルで見える画像を良くしたりする効果があると理解しています。
詳細は以下をご覧ください。
プロペラは捻りながら外す事ができます。
付属バッテリー
Reddevilに付属している3Sバッテリーは以下です。
バッテリーが付いているのは入門者には嬉しいですね。
バッテリーって無駄に高いんで。
価格
Reddevilの価格はドローン用品御用達のBanggoodで約12000円で売られています。
たまにReddevil用にクーポンが発行されているので、それを使うとお買い得です。
当ブログでも毎月Banggoodのクーポンを掲載していますので見て頂ければと思います。
またBanggoodでのクーポンの使い方は以下を参照頂ければと思います。
必需品
Reddevilと一緒に以下のものも購入しておくと良いでしょう。
キャノピー予備
ロスト防止用ブザー
ReddevilのようなToothpickドローンはかなりパワフルにスピーディーに飛ぶので、仮にプロポの操作ミスで茂みの中に入ってしまったとしてもブザーが付いていれば簡単に見つけられます。
なのでマイクロドローンにはロスト防止用のブザーをつけておいた方が無難でしょう。
ブザー用ケーブル
私は以下のようなケーブルでブザーを付けています。
3S リポバッテリー 300mah
Reddevilは2Sもしくは3Sバッテリーが使用可能です。
付属のバッテリーは3Sリポバッテリーで300mahのものですので、同等バッテリーですとアマゾンで以下が売られています。
サイズもL×W×Hが58×18×11mmと付属のEachineバッテリーと同サイズなのでReddevilのバッテリー格納フレームにも収まります。
Reddevilの飛行テストの動画レビュー
Toothpickドローンの入門機としておすすめのEachine Reddevilの飛行テストの動画レビューです。
FPVゴーグルはSkyzone Sky03oを使用しています。
飛行場所が狭かったので、思いっきり飛ばせていませんがご参考まで。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は個人的にイチ押しToothpickドローンReddevilをご紹介しました。
今後も色んなToothpickが各メーカーから出てくると思うので都度レビューしていこうと思います。
コメント