屋外で充電する際に活躍するアイテムにポータブル電源というものがあります。
これはいわゆる大容量バッテリーで、最近では防災対策、キャンプなどのアウトドアでの利用としても人気です。
冬のキャンプでは電気毛布も必需品ですが、電気毛布の充電にも欠かせないのがポータブル電源です。
大容量のポータブル電源は価格もそれなりにするのですが、防災対策も兼ねるとすると、この際、大容量のものを購入することをオススメします!
更にポータブル電源に付属のソーラーパネルを使って充電できれるタイプであれば、いざという時にも電気を確保できますよね。
ただこのポータブル電源は、最近人気があるため各メーカーから色んな商品が出ていてどれを購入するのか迷ってしまうもの。
私自身もそうでした。
そこで今回は、ポータブル電源を選ぶ時に気にすべき点、また厳選した2020年最新の人気ポータブル電源を5つご紹介しつつ、私が実際に購入したPowerArQ2とソーラーパネルの特徴と、選んだ理由もレビューしたいと思います。
PowerArQ2はもちろん、ソーラーパネルの動画レビューもありますので購入時の参考にして頂ければ幸いです。
ポータブル電源PowerArQ2と他社製品を徹底比較レビュー
まずは私が今回ポータブル電源を購入する際に厳選した5つをご紹介したいと思います。
主要なスペックを以下の通り比較してみました。
ポータブル電源というと、日本製かどうかを気にされる人が多いと思いますが、下表の中にも日本製2つ、中国製2つ、アメリカ製1つがあります。
こうやって比較すると各製品とも大きくは性能や価格に差がないのですが、Anker PowerHouseは定格出力が120Wと他のものに比べてかなり低いのが目立ちます。
その他の違いは、メーカー保証の期間であったり、ソーラーパネル充電可能なソーラーパネル自体の値段になるかと思います。
価格(円) | 容量(Wh) | 出力ポート | 正弦波 | 定格出力(W) | 重量(kg) | サイズ(mm) | ソーラー充電価格(円) | メーカ本社 | メーカ保証(年) | |
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ2 | 59800 | 500 | AC×2 USB×5 シュガーソケット×1 | 〇 | 300-450 | 6.2 | 260×191×195 | 24240 | 日本 | 2 |
Jackeryポータブル電源 400 | 44800 | 400 | AC×1 USB×2 シュガーソケット×1 | 〇 | 200 | 4.1 | 230×153.2×167.3 | 34800 | アメリカ | 2 |
LACITA ポータブル電源「エナーボックス」 | 55800 | 444 | AC×3 USB×3 シュガーソケット×1 | 〇 | 400 | 5 | 303×134×184 | 25800 | 日本 | 1 |
suaoki ポータブル電源 G500 | 59800 | 500 | AC×2 USB×2 シュガーソケット×1 | 〇 | 300 | 6.8 | 280x190x210 | 29880 | 中国 | 2 |
Anker PowerHouse | 49800 | 434 | AC×1 USB×4 シュガーソケット×1 | 〇 | 120 | 4.2 | 200×145×165 | 19800 | 中国 | 1.5 |
それぞれのポータブル電源は、アマゾンや楽天でも購入可能です。
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ2を選んだ理由
PowerArQ2を選んだ9つの理由
正直、SmartTap ポータブル電源 PowerArQ2とLACITA ポータブル電源 エナーの2つでどちらにするか悩みましたが、最終的にSmartTap ポータブル電源 PowerArQ2を選んだ理由を列挙すると以下になります。
- Amazon、楽天のランキングで1位
- 500Wと大容量
- メーカー保証が2年と一番長い
- 日本製
- ソーラーパネル充電可能
- カラーバリエーション豊富
- 寿命が長い
- アウトドア系雑誌で多数紹介
- 残量がディスプレイ表示される
LACITAに比べPowerArQ2は4000円ほど高いですが、ソーラーパネルも併せて購入すると差額が2440円になったので、それであれば容量が大きいSmartTap ポータブル電源 PowerArQ2に決めました。
またAmazon、楽天で1位や、自分の読んでいるアウトドア雑誌のCAMP LIFEにも掲載されており、キャンプが好きだし、防災対策にもなる事で嫁を説得し易かったです笑
カラーバリエーション豊富
PowerArQ2は以下の通り全6色から好きなカラーを選ぶことができます。
因みに私はオリーブドラブという色を選びましたが、アウトドアファンにはコヨーテタンという色が人気のようです。
ソーラーパネル充電可能
別売りのPowerArQ Solarを使用して外で太陽光で充電することが可能です。
私も今回、一緒に購入しました。
これで万が一、有事の時に停電してしまったとしても晴れていればポータブル電源に充電、それを使ってスマホに充電もできます。
他社のソーラーパネルでも充電可能なようですが販売元では動作保証を行っていなく、価格差もなかったので正規販売のものにしました。
パススルー充電
パススルー充電といって、SmartTap ポータブル電源 PowerArQに充電しながら、各種機器を充電することが可能です。
例えば、車のシュガーソケットを使い、車のバッテリーからSmartTap ポータブル電源 PowerArQに充電しながら、「複数の」スマホやその他機器へ同時に充電可能です。
停電時にライトとして活用
背面に設置しているLEDライトより停電などの電気が使えない状況でも、照明としても活用できます。
PowerArQ2のLEDライトの明るさは520ルーメンで、ルーメンとは明るさの単位でキャンプで使うランタンなどもこの単位で明るさを比較します。
この520ルーメンはキャンプをやるかたならご存じかと思いますが、本格的な明るさでテントの中で本も読めてしまえるぐらいの明るさです。
以下の動画でLEDライトの520ルーメンの明るさや使い方も確認できます。
明るさ調節やライト点滅機能もありました。
スマホをワイヤレス充電
スマホをワイヤレス充電、急速充電することができます。
スマホ側がこれらの充電方法に対応している必要があります。
防塵・防水性能あり
非常に簡易的な防塵・防水性能ですが、国際的な防塵・防水保護等級の値はIP21相当の性能を有しています。
IP21の定義は以下になります。
・防塵性能:IP2Xとは、直径12.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。
・防水性能:IPX1とは、鉛直に落下する水滴によっても有害な影響を及ぼしてはならない。
カスタマーサポートの充実
製品を購入した後は説明書にあるQRコードを使うなどしLineを使って製品保証登録をしましょう。
だいたい2分ぐらいで登録完了します。
登録後は、以下のようにLineでPowerArQ2についての質問も受け付けてくれます。
私もいくつか質問しましたが、レスポンスよく回答があるので助かっています。
PowerArQ2の保管
一般的にポータブル電源は、劣化を防ぐために満充電や0%までの使いきりは避けたほうが良いようです。
PowerArQ2の説明書にも劣化を防ぐために80%程度まで充電し満充電は避けたほうが良いや、直射日光は避け、0-40℃以内の適切な温度での保管を推奨していました。
PowerArQ Mini2が発売スタート
21年5月19日にPowerArQ Miniの後継機種であるPowerArQ Mini2が先行販売されます。
正式発売は5月26日からです。
先行発売期間は1日限定で5000円引きの特別クーポンがもらえるとのこと。
クーポンのゲット方法はSmart Tapの公式LINEアカウントに登録するだけとのことです。
今のところPowerArQ Proの価格は、38500円とのことです。
PowerArQとPowerArQ Mini2、PowerArQ Proとの比較
PowerArQ2は容量違いのPowerArQ Pro、PowerArQとPowerArQ Mini2、PowerArQ Miniという姉妹機種があります。
以下に価格、容量の比較をまとめておきます。
ご自分の求める容量にあったものを選びましょう。
容量(Wh) | 価格(円) | |
PowerArQ | 626 | 66000 |
PowerArQ Mini2 | 300 | 38500 |
PowerArQ Mini | 311 | 33000 |
PowerArQ2 | 500 | 59800 |
PowerArQ Pro | 1000 | 132000 |
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ2の開封動画レビュー
PowerArQ2の開封レビューを作ってみました。ご参考まで。
試しにスマホを充電してみました。
PowerArQ2用ソーラーパネルの開封動画レビュー
PowerArQ2用のソーラーパネルの開封レビューを作ってみました。ご参考まで。
以下のような感じでPowerArQ2とソーラーパネルを繋げて太陽光から充電できます。
ケーブルで繋げるとソーラー充電が自動で始まるので凄く簡単です。
充電中…
今日はソーラーパネルの充電びよりだなー#ドローン #屋外充電 #powerarq2 #ソーラーパネル pic.twitter.com/jXsGAX6OaK— ドロバカ日誌 (@fpv_enjoy) June 7, 2020
PowerArQ2でドローンバッテリーを充電動画レビュー
私の趣味の一つにドローンがあるのですが、PowerArQ2はドローンにも大活躍なんです。
空撮やレース用ドローンの練習のためドローンを屋外で飛ばすケースが多いと思います。
その際ドローンの予備バッテリーなどはそろえたものの、それらを屋外で充電したいと思うことはないでしょうか?
予備バッテリーを何十個も持っている人は家で充電したバッテリーで事足りるかもしれませんが、バッテリーも高価なため、普通は多くても3~10個を使いまわす感じで、それらを屋外で使ったらすぐに充電して、常に満充電の予備バッテリーを手元に置いておく。
そうすると、バッテリーがなくてドローンを飛ばせないという状態を回避できますよね。
試しにPowerArQ2といつも使っている『EV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100W』という充電器でドローンバッテリーを充電してみました!
充電の仕方など使い方は以下の動画を参照していただければと思います
EV-Peak CQ3 Multi Charger 4x 100Wの詳細については以下を参考にしてみて下さい。
ポータブル電源のレンタル
以下のサイトでポータブル電源をレンタルするというやり方もあります。
まずはポータブル電源がどんなものなのか?どれぐらい役に立ちそうかを確かめるためには一度レンタルしてみてはいかがでしょうか?
PowerArQ2ではありませんがAnker PowerHouseがレンタルできます。
防災対策として家庭用蓄電池
冒頭ポータブル電源は、防災対策になると書きましたがもっと強力な手段としては家庭用蓄電池という選択肢もあります。
今は自宅の屋根に太陽光パネルがついている家庭も多いのではないでしょうか?
うちも太陽光パネルがついています。
今はその太陽光パネルで発電した電気を売電するだけでなく、蓄電池に貯めておくというやり方もあります。
将来的にこのやり方も主流になりそうというか、重要な技術になると思います。
個人的にはすぐにでも導入したいと思っています。
という事でまずは自宅にどの蓄電池が良さそうか見積もりするところからやることにしました。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、屋外で充電するためのポータブル電源を5つ紹介し、その中から私が購入したPowerArQ2について詳細レビューをさせていただきました。
大容量、値段、出力ポート、定格出力、日本製、安全性、メーカー保証期間など総合的に検討して、最終的にPowerArQ2を選びました。
今後もSmartTap ポータブル電源 PowerArQも使いながら気になったところをレビューしていこうと思っています。
皆様のポータブル電源選びの参考にして頂ければ嬉しいです。
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