iFlight Alpha A85マイクロドローンレビュー
BanggoodでiFlight Alpha A85を見てみる
Caddxから新しい4Kカメラ『Caddx Loris 4K』が出て以来、この4Kカメラを搭載したマイクロドローンがではじめています。
同じく『Caddx Loris 4K』を搭載したGEELANG Anger 85X 4K HDというマイクロドローンもあります。
やはり皆さん気になるらしく以下の記事への反響が凄かったです。
詳細は以下を参照頂けると幸いです。
やはり10gと驚異的な軽量に仕上がっている4KカメラCaddx Loris 4Kは、重量が飛行時間にもろ直結してくるマイクロドローンにとって救世主的存在だったのでしょう。
さて今回は、このiFlight Alpha A85のスペックやGEELANG Anger 85X 4K HDなど他機種との比較をレビューしたいと思います。
まだiFlight Alpha A85の詳細レビューがYoutubeにもあがっていない中ではありますが、参考にして頂けると幸いです。
iFlight Alpha A85マイクロドローンのスペック
iFlight Alpha A85の詳細スペックは以下になります。
注目すべきはやはり飛行時間ですねー。
メーカー | iFlight |
重量 | 76.5g (バッテリーなし) |
サイズ | ホイールベース:85mm 本体サイズ:125 * 125mm |
飛行時間 | 5分~7分 |
XING1204 ブラシレスモーター | セル数:2-4S 4500KV 設定: 9N12P ベアリング: NSK/5*2*2.5 ステーター径: 12mm ステーター長さ: 4mm シャフト径: 1.5mm 重さ: 6g モーターマウント径: 9*9 φ2mm |
SucceX-D 20A Whoop F4 AIOボード | サイズ:30.5 * 30.5mm 取付パターン:25.5 * 25.5mm /φ3mm コネクター:Micro-USB MCU:STM32F411 ジャイロ:MPU6000 ブラックボックス:8MB BEC出力:5V 2A / 10V 2A ※INAパッド:UART2(nR2) バロメーター:なし ※定電流:20A、25A(バースト) 入力:2-5S 電流センサー:Yes BLHeli:BLHeli-S ESC Telemetry:No ターゲット:IFLIGHT_F411_PRO ESCファームウェア:GH-30 BLS |
受信機 | FlySky XR602 FrSky R-XSR Frsky XM+ TBS Crossfire Nano RX |
5.8G SucceX Micro Force VTX 300mW | パワー: PIT/25/100/200mW/300mW アンテナインターフェース: IPEX (UFL) VTXプロトコル: IRC Tramp サイズ: 13.5×14.5mm 重さ: 1.4g |
Caddx Loris 4Kカメラ | Loris:1 / 2.7インチCOMSセンサー 横:800TVL ビデオRolution:1080p / 60FPS.1080P / 120FPS / 2.7K60FPS.4K / 30FPS.4K / 60FPS。(REAL3.5K / 60FPS) FPV /録画に対応 FOV:165° レンズ:1.8mmレンズ FPV転送:40ms TVシステム:NTSC / PAL(変更可能) オーディオ:デジタルMIC 最小発光:0.01LUX WDR:DWDR FLY OSD:Yes ビデオファイル形式:MP4 電子シャッター:PAL1 / 50〜100.000; NTSC:1/60〜100.000 DNR:3DNR ビデオ出力:CVBS 重量:10g UVミラー:専用使用、専用カスタマイズ。 サイズ:19×17.5×6.6mm 重さ:1.1g |
プロペラ | HQ 2インチ4ブレード |
リポバッテリー(含まれていません) | 4S 450mAh Lipoを推奨 |
iFlight Alpha A85とGEELANG Anger 85X 4Kを比較
iFlight Alpha A85の主なスペックをGEELANG Anger 85X 4Kや元祖4KマイクロドローンのBeta85X 4Kと比較してみましょう。
こうやって比較してみるとすでにBeta85X 4Kが過去のものになりつつありますね。
逆に言うとこのマイクロドローンの進歩が速すぎるのかもしれません。
iFlight Alpha A85はGEELANG Anger 85X 4Kに比べ、少し重たく、価格も高めに設定されています。
両方を飛ばし比べたことがないので性能面は申し訳ありませんが不明です。
Beta85X 4K | iFlight Alpha A85 | Anger 85X 4K HD | |
ブランド | BetaFPV | iFlight | GEELANG |
カメラ | Caddx Tarsier 4K | Caddx Loris 4K | ← |
カメラ解像度 | 4K@30fps | 4K@60fps | ← |
モーター | 1105 5000KV 3-4S | XING1204 4500KV | GL1204 5000KV 3-4S |
サイズ | ホイールベース: 85mm | ホイールベース:85mm 本体サイズ:125 * 125mm | ホイールベース: 85mm サイズ: 118mm * 118mm * 65mm |
重量 | 88.6g | 76.5g | 72g |
飛行時間 | 4分~4分半 | 5分~7分 | 6分半~7分 |
価格 | 32000円 | 24000円 | 22500円 |
iFlight Alpha A85マイクロドローンの特徴
最新4KカメラCaddx Loris 4Kを搭載
まず、最大の特徴はCaddxの最新の4KカメラであるCaddx Loris 4Kを搭載していることでしょう。
Caddx Loris 4Kの重さはなんと10gで、解像度が4K@60fpsです。
同じくCaddxの4KカメラであるCaddx Tarsier 4Kが18gで、解像度が4K@30fpsだったのでカメラだけでもかなりの性能UPになっています。
Caddx Loris 4Kを単体で購入しようとするとだいたい8800円ぐらいです。
単体で購入してお持ちのマイクロドローンなどに載せてみるだけでも最新の4Kカメラを試せるのでおすすめです。
長い飛行時間
4SのリポバッテリーだとiFlight Alpha A85の飛行時間は5分~7分です。
GEELANG Anger 85X 4Kと同じぐらいですね。
iFlight曰く、モーターの出力と軽量化のベストミックスを探求した結果、この飛行時間を出せたとのこと。
一般的なマイクロドローンで飛行時間3分~4分なので、それに比べるとGEELANG Anger 85X 4Kと同様、素晴らしい結果だと思います。
推奨バッテリーとして4S 450mAhリポバッテリーでTATTU 14.8V 75Cリポバッテリーが良いかと思います。
ちなみに以下のクーポンをMakerfireで使えば全商品5%オフになります。
クーポンコード:DRONEJOURNEY
とにかく軽量
iFlight Alpha A85は、バッテリーなしで76.5とかなり軽量に仕上がっています。
元祖4KマイクロドローンだったBeta85X 4Kが88gだったので、それに比べたらかなりの軽量になっています。
やはりCaddx Loris 4Kの10gというのが、かなり貢献しているのだと思います。
工場出荷前に各種パラメータを最適設定
他のマイクロドローンもそうだと思いますがiFlight Alpha A85も工場出荷前にしっかりと各種パラメータを最適設定してあるようです。
例えば以下のようなものです。
- 綺麗な撮影ができるようにシネマティック設定
- 効率的な飛行ができるようにフィルターやPIDを微調整
- もし工場出荷の設定に戻したい場合はネット上に設定あり
iFlight Albatross RHCP 5.8g light アンテナ
一般的にマイクロドローンのFPVアンテナはちゃちいものが多いですが、このアンテナはごっつくて飛びそうですね。
このアンテナのスペックは以下の通りです。
アイテム名:アルバトロスFPVアンテナ
周波数:5000-6000MHz
ゲイン:3dbi
VSWR:≤1.5
偏光と コネクタ:RP-SMA LHCP、SMA RHCP (オプション)
軸比:0.7
ケーブル:RG141
重さ:6.8g
ケーブル長:45mm
全長:60mm
iFlight Alpha A85マイクロドローンに含まれるもの
iFlight Alpha A85には以下のものが含まれています。
- iFlight Alpha A85本体
- 1x Alpha 85mm フレーム
- 1x Caddx Loris 4K カメラ
- 1x 5.8G SucceX Micro Force VTX 300mW
- 1x iFlight Albatross RHCP 5.8g lightアンテナ
- 2sets HQ 2 インチ 4ブレード
- 1x iFlight Lipo ストラップ
iFlight Alpha A85購入時の注意点
最近のマイクロドローンのラインナップといえば、以下のような仮面ライダーゴーグルを使うDJIデジタルFPVシステム搭載のものが多いと思いませんか?
そうなんです。
iFlight Alpha A85にもDJIデジタルFPVシステムバージョンがありますので、間違って購入しないようにしましょう。
というのも、今のところ我が国日本では、趣味目的でこのDJIデジタルFPVシステム使えないのです。
このデジタルFPVの技術の恩恵を受けられないのが本当に悲しい。
でも業務目的で飛ばしている人は、必要な免許さえあれば購入できますね。
はやく日本でも趣味目的でDJIデジタルFPVシステムが使えることを願ってます。
DJIデジタルFPVゴーグル含めたFPVゴーグルまとめは以下の記事を参照して頂けると幸いです。
iFlight Alpha A85マイクロドローンのレビューまとめ
いかがでしたでしょうか?
その他の4Kマイクロドローンのレビュー記事は以下の記事を参考にしていただければ幸いです。
久しぶりにピンときた4Kマイクロドローンの登場についレビューを書いてみました。
まだ飛行レビューの動画などは出回っていませんが、何となく良さそうなきがしています。
ポチリたくてしかたありません。
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