去年(2018年)はドローン好きの中ではTinywhoop元年と言っても良い年だったのではないでしょうか?
最初はブラシ付きの1S(バッテリー1つ)のTinywhoopから始まり、ブラシレスの1S ~2SぐらいのTinywhoopが続々と登場しました。
そしてここにきて、2S~4SのTinywhoopにHD DVRカメラを搭載し、DJIなどの高性能ドローンと同じように録画できるようにしてしまおうというCinewhoop(CinematicなTinywhoop)が登場してきています(2019年2月時点)。
今回は、このCinewhoopの代表機種のご紹介とスペック比較をしてみたいと思います。
Beta85X HD
この機種はBetafpvというメーカーから2019年1月末に発売されたばかりのBeta85X HDというCinewhoopになります。
私の周りでも結構な人が購入しており、サイトやYoutubeにも情報が出始めています。
しかし、バッテリーは3S~4Sに対応しており、とうとうTinywhoopで4Sの世界に突入してしまいました汗
4Sというと、一般的には3インチ~5インチの大きさのレース用ドローンに用いられるバッテリーサイズですが、多少の容量の違いはあるにしても、Tinywhoopで4Sとは筆者はもうびっくりです。
※Beta FPV公式ホームページによるとBeta85X HDは3Sバッテリーまでの使用で注意喚起されています。
4SだとESCの発火の恐れがあるようです。なんとも怖い。。
ざっくりとBeta85X HDの主要なスペックを以下に列挙しておきます。
- ホイールベースサイズ:85mm
- 重さバッテリーなし:58g
- バッテリー対応容量:3S~4S
- HD DVRカメラ:CADDX Turtle V2
- モーター:1105 6000KV
- 対応受信機:Frsky/DSMX/Flysky/Futaba/TBS Crossfire
- 価格:199.99ドル
Beta85XにはHDバージョンとFPVバージョンがあり、録画したい場合はHDバージョンですので間違ってFPVバージョンを購入しないようにしましょう。
ちなみにカメラで録画までは必要ないという方は、姉妹機種としてBeta75XやBeta65X、Beta75 Pro2、Beta65 Pro2などもありますので確認してみると良いでしょう。
Mobula7 HD
続いご紹介するのがMobula7 HDという、先日発売されたMobula7という2SブラシレスTinywhoopのHD DVRカメラ付バージョン(カメラ録画可能)です。
こちらはYoutubeでは海外のものになりますが、既にテストフライトなどのレビュー動画があがっていますので確認してみると購入の判断材料になるでしょう。
それでは、Beta85X HDと同様に主要なスペックを以下に列挙しておきましょう。
- ホイールベースサイズ:75mm(Beta85Xより少し小さいです)
- 重さバッテリーなし:48g
- バッテリー対応容量:2S~3S
- HD DVRカメラ:CADDX Turtle V2
- モーター:EX1102 10000KV
- 対応受信機:Frsky/DSMX/Flysky
- 価格:149ドル
Beta85X HDとMobula7 HDのスペック比較
上記の主要スペックを比較しやすくするために下表にまとめておきました。
購入時の判断材料になれば幸いです。
まとめ
今後、続々とCinewhoopが各メーカーから出てくることでしょう。
お金持ちであれば、片っ端から買っていけば良いと思いますが、一般的にこれらCinewhoopは安いものでもないので、どれか一つを選んで購入になると思います。
そうなると、いったい俺はいつのタイミングで購入に踏み切れば良いのだ?という声なき声が聞こえてきそうです。
もうそこは、ある程度スペックを見て納得できれば購入してみれば良いと思います。
そこまでの違いはないと思うので。
そして次のステップとして自分の納得するCinewhoopをDIYしてみてはいかがでしょうか?
私もそのうち挑戦してみたいと思っています。
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