前回はアマチュア無線4級の試験までの流れや、試験内容、勉強方法についてご紹介しました。
今回は試験合格後に無線免許(無線従事者免許)をもらうために、やる事について書きたいと思います。
試験の合格通知が来ただけでアマチュア無線4級の免許がもらえるわけではないんです。
総務省に免許の申請をして初めて免許が送られてきます。
本記事は、この免許の申請方法についてのやり方になります。
アマチュア無線4級試験合格後のフロー
アマチュア無線4級試験の合格発表
アマチュア無線4級の合格発表は2通りあります。
1つは合格通知の郵送、もう1つはネットでの合格発表です。
いずれの方法も試験当日、会場で説明があるのでそれをひかえておきましょう。
合格通知の郵送は時間後約10日で送られてきたと記憶しています。
ネットでの合格発表は以下の日本無線協会のサイトで行われています。
ネットでの合格発表の方が数日早かったと思うので出来るだけ早く免許を手元に取得したい場合はネットでの合格発表を活用すると良いと思います。
というのも後述もしますが免許が手元に来てからも無線局開局申請もあるのでそれら含めて早く終わらせようと思うと出来るだけ早く免許を取得する必要があるためです。
私の場合のんびりとやっていたので全部完了するまで結構時間がかかってしまいました。
免許申請に必要なもの
まずは免許をもらうための申請に必要なものを列挙しておきます。
- 無線従事者免許申請書
- 氏名及び生年月日を証明する書類(住民コードが分かれば準備不要)
- 手数料(1750円分の収入印紙)
- 写真(縦3.0cm、横2.4cm)
- 封筒2通(申請書送付用、免許返信用)
- 切手84円×2枚、320円×1枚
消費税が10%に上がった事で切手代も上がってました。
収入印紙代1750円も上がっているかな?と思い色々と調べましたがこれは据え置きのようです。
ですが私が送付したのは消費税増税後すぐだったので、まだ変わっていなかった可能性があるので、皆さんは事前に収入印紙代を確認する事をお勧めします。
申請書のダウンロード
無線従事者免許申請書は以下からダウンロードできます。
やり直しにならないように慎重に記載しましょう。
申請書記入及び封筒準備
以下が記入後の申請書例です。
記入時の注意点も総務省のホームページにあります。
以下が私が申請した際に準備した書類、封筒です。
申請書送付先はお住まいの場所によって違います。
それぞれの住所や、送付前のチェックリストが総務省のホームページにありましたのでのせておきます。
チェックリストがあるとは助かりますね。
これを使って送付前に書類に記入漏れが無いかなどをチェックできます。
このチェックリストをワザワザ掲載しているという事は書類の不備が多いのでしょうか?
住民票コードについて
住民票コードは最寄りの市区役所などで教えてもらえます。
注意しないといけないのはマイナンバーとは違いますのでお間違えなく。
住民票コード確認は、本人や同一世帯員なのか代理人なのかで確認の為に必要な方法が違うので事前にネットで確認しておきましょう。
住民票コード確認をすると市区役所で住民票コードが書かれた住民票コード確認票がもらえます。
免許到着は約1ヶ月後
上記の申請書一式をポストに投函すると1ヶ月後には免許が送付されてきます。
無線局開局申請
これについての詳細は後日更新予定ですが簡単に概略を記載すると以下のような流れです。
この無線局の開局申請は、紙申請と電子申請がありますが、ここでは電子申請をご紹介します。
以下の総務省電波利用電子申請・届出システムLiteで電子申請します。
注意点としてこのシステムへのID登録に1週間かかります。
またID登録には免許が手元にないとできません。
なぜなら、免許に書かれている「免許番号」および「呼び出し符号(コールサイン)がID登録時に必要になるためです。
これら無線局開局申請は約1ヶ月後かかります。
ほんと、いちいちリードタイムが必要なんです。。
もしこの無線局開局申請を自分やるのは大変だという場合は、代行サービスもあるのでネットで探してみましょう。
ということでアマチュア無線4級の試験に合格している自信があれば早い段階で免許申請の準備に取り掛かり、合格通知が届き次第、すぐに申請書を送付できるように準備しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アマチュア無線4級の試験に合格した後もまだまだやる事があるんです。
もう少し手続きの簡素化やリードタイム短縮して欲しいものですが実情はこんな感じです。
これが終わればFPVの世界が待っている事をモチベーションに頑張りましょう。
という事でお気に入りのFPV動画を貼り付けておきましたので息抜きにどうぞ。
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