ドローンのリポバッテリーを安全に保管するために使用するバッテリーケースについてご紹介します。
ドローンを飛ばすためにバッテリーは欠かせません。
ドローンではそのバッテリーとしてリポバッテリーと呼ばれるリチウムイオンバッテリーが使われます。
このリポバッテリーですが小型・軽量のわりに高出力ということでドローンにも活用されています。
しかし、リポバッテリーを侮るなかれ!雑に扱うと火災などの重大事故に繋がっていますのです。
ドローン関連のリポバッテリー火災も聞いたりするので気を付けましょう。
そこで、今回はこのリポバッテリーの安全な保管方法の一つとしてバッテリーケースやバッグでの保管方法をご紹介します。
たくさん入って頑丈なトラスコツールボックス
最初は後述するリポバッテリーセーフティバックでリポバッテリーを保管していました。
その方が価格が安いからでした。
ですが扱うリポバッテリーが大容量になるにつれセーフティバックでは保管が不十分ではないかと思うようになり以下でご紹介するトラスコのツールボックスで保管する事にしました。
金属で頑丈ですし、ツールボックスとして有名なメーカーだったのが理由です。
また、これは製造元が東洋スチール(株)で販売元がトラスコ中山(株)です。
トラスコツールボックスのレビュー
せっかくなので外観などレビューしておきたいと思います。
まずは梱包されている状態から。
梱包部分に「確かな製品をお選びください。結局お得です」と書かれていました。
製品についての自信の表れなのでしょう。
続いて梱包から出した状態。
いかにも頑丈そうです。
例えバッテリーが爆発してもフタが開かないように頑丈なロックがあります。
フタを開けた状態。
指で押さえているのは指を話すと後ろに倒れてしまうからです。
中にある程度の重さの物を入れると後ろに倒れず安定しています。
いくつかバッテリーを入れてみました。
しばらくこのボックスでリポバッテリーを保管していこうと思います。
リポバッテリーセーフティバック
リポバッテリーセーフティバックとは、リポバッテリーが万が一発火した際も、バックの中で燃えてくれ、外に炎が出ないようになっています。
バックの口もマジックテープのものから、ジッパータイプのものなど様々ですが、個人的には仮にバック内で爆発しても外に飛び出してきそうにないジッパータイプを選んでいます。
価格も色々ですが、500円前後ぐらいから売っています。
アマゾンでもBanggoodでもどこでも売っているので、安全のことを考えると早めに購入しリポバッテリーを正しく保管したいものです。
いくつかリポバッテリーをバックに入れた状態です。
そのほか、リポバッテリーに必要な情報を一挙にご紹介します。
リポバッテリー充電方法
これは一般的にレース用ドローンで使われるリポバッテリーの専用充電器を使った充電方法になります。
バッテリーは消耗品ですが、使い方によっては長持ちさせることも可能です。
正しい使い方で長持ちさせましょう。
リポバッテリークラッシュ対策
レース用ドローンを飛ばす方なら経験があると思うのですが、レース用ドローンはかなりのスピードがでるため、仮に木などに激突するとドローンが大ダメージを受けることも多々あります。
大クラッシュや大きくないクラッシュも何度も起こしていると、リポバッテリーが変形したり、傷が付いたりすることもあります。
もしそこから酸素がバッテリー内に入ってしまうと火災に繋がるかもしれません。
そういったケースをさけるために、バッテリーの四隅をラバーなど衝撃緩衝材を使って保護している方も見かけます。
クラッシュ後はバッテリーの四隅が変形することが多いような気がするので、こういった保護は理にかなっていると思います。
飛行機へのバッテリー持込について
飛行機に乗る際、リポバッテリーは基本、預け入れ荷物に入れてはいけません。
手荷物で機内に持ち込むケースがほとんどです。
ただ、持ち込む量に制限があったり、航空会社によっては規制が違う可能性がありますので、搭乗前に必ずホームページで機内持込について確認しましょう。
寿命がきたリポバッテリーの処分方法
レース用ドローンでリポバッテリーを使っていると、バッテリーが膨らんで駄目になるケースもあります。
私の経験上、これは強い衝撃をバッテリーに与えたり、スロットルのオンオフを急激に切り替えた飛び方をするとバッテリー寿命が短くなるように思います。
もしバッテリーが駄目になった場合は、以下の食塩水を使った方法で処分することが一般的です。
詳しくは記事を参照下さい(動画解説あり)。
まとめ
リポバッテリーのセーフティバックは見た目だけで性能的に粗悪なケースもあるので注意して購入するようにしましょう。
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