3インチレース用ドローンを初めて部品集めから組み立て、いわゆるDIYをしてみました。
次にDIYする時のために備忘録として残しておこうと思います。
はじめに
今までは3インチレース用ドローンの完成機を購入して楽しんでいたのですが、どうしても自分で一から3インチドローンを組んでみたいと思い立ち、挑戦することにしました。
今回の自作レース用ドローンについては、まずどの部品を購入していいか分からなかったので、知人にも協力して頂き、部品収集しました。
収集した部品については以下を参照ください。
自作レース用ドローンDIY手順
それではザックリになってしまいますが、DIYの各手順についてご紹介していきます。
仮組み
まずは、各部品を仮組みしていきます。
機体に、ESC、フライトコントローラー(FC)、VTX、受信機などを組んでいきます。
組んでいきながら以下を確認しました。
・部品がちゃんと収まるか?
・受信機はどの辺りに搭載するか?
・スペーサーの高さは問題ないか?
・足りない部品はないか?
こんな感じでしょうか?
ESCに電源ケーブルをはんだ付け
次にESCに電源ケーブルをはんだ付けします。
私の場合、この時、いきなり電源ケーブルがないことに気付き買いにいきました汗
電源ケーブルを最初にESCにはんだ付けする理由は、電源がないとモーターの回転方向を確認したり、フライトコントローラーへの通電、受信機の確認など全てができないので、まずはESCに電源ケーブルを付けます。
電源ケーブルをESCにはんだ付けする時の注意点としては、以下の写真に赤丸部にハンダが絶対にはみ出さないように注意します。
この部分は熱に弱く、はんだがはみ出すとESCが壊れるそうです。
もちろん、以下赤丸部の電源ケーブルにはバッテリーと繋ぐコネクターもはんだ付けします。
電源ケーブルの長さについては、仮組みの時にバッテリーをベルトで留めて長さを決めます。
とりあえず長めにしておけば後から調整できます。
フライトコントローラーとESCを接続
次にFCとESCを接続します。
FCに 通電した時点で まだ レシーバーも ブザーも その他も つなぐ前に各端子にテスターを 当てて 規定の電圧が 出ているか? 以下のように初めにまとめて 確認します。
受信機をフライトコントローラーへはんだ付け
受信機をFCにはんだ付けするためにフライトコントローラーの配線を確認します。
今回のフライトコントローラーの配線は以下のような感じです。
配線が確認できたら、フライトコントローラーの受信機を取り付ける箇所に受信機をはんだ付けします。
ここまでできたら、バッテリーと繋ぎ、通電させて FCが使えるか受信機が 使えるかを確認します。
モーターをフレームへ取付け、ESCへはんだ付け
次はモーターをフレームに留めてモーターケーブルの取り回しを考えながら余分なケーブルをカットしてESCにモーターケーブルをハンダします。
後でケーブルが短かったとならないようにモーターケーブルの長さは慎重に決めます。
モーター回転方向設定
ベータフライトで モーターを回してみて、回転方向が違えばBLHeliコンフィギュレーターでモーターの回転方向を変えます。
VTXをフライトコントローラーへはんだ付け
上述したFCの配線図を元にVTXをFCへはんだ付けします。
カメラをフライトコントローラーへはんだ付け
上述したFCの配線図を元にカメラをFCへはんだ付けします。
ブザー・LEDをフライトコントローラーへはんだ付け
上述したFCの配線図を元にブザー・LEDをFCへはんだ付けします。
受信機搭載
次に受信機を搭載します。
今回、受信機をVTXの上に置きますが、VTXは かなり熱を 持つので以下のように対策をします。
プロペラ取付け
最後にプロペラを取り付けたら完成です。
テスト飛行
初の自作3インチドローンが飛ぶかテスト飛行です。
この時が一番楽しみではないでしょうか?
今回のテスト飛行の映像は以下です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は初めての自作ドローンということで足りないパーツなどに気付いたり、その都度、買いに行ったり、ネット注文してその到着を待ったりしてなど、思った以上に時間が掛かってしまいました。
次回は、今回の反省も踏まえスムーズに組立てからテスト飛行までをやりたいと思っています。
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