ドローンにSQ12などのミニアクションカメラを搭載して撮影した映像が、映像確認したときに映像と音がずれていた(音ずれしていた)という経験はないでしょうか?
今回、その音ずれ修正をサクッと対処する方法をご紹介します。
はじめに
ドローンでの空撮は我々に今まで撮れなかった場所や、アングルからの映像をもたらしてくれますよね。
私自身もレース用ドローンにSQ12といった激安ミニアクションカメラを搭載して空撮を楽しんでいます。
ですが、せっかく撮影した動画が、後で確認してみると映像と音がずれていた(音ずれしていた)、という経験はないでしょうか?
私は、SQ12を複数持っているのですが、どのSQ12でも時々こういった問題が発生します。
他のドローン仲間からも同様なケースは聞こえてきます。
ただ、SQ12は非常に安い(2018年9月現在、Banggoodさんでなんと11.19ドルと60%オフです!ので、まー、それ程この現象に対して不満はないですが。
強いて言えば、レース用ドローンの場合、モーターの音も映像と合っていると、より格好いい(個人的に)ので、この音ずれの問題は直したいなーと思っていました。
そうしたところ、音ずれを修正できるソフトがあることを知り、早速試し、うまく修正できたので、同じ問題を抱える方々と共有したいと思います。
音ずれ修正方法
最初にざっくりの手順を書いておきますね。
すごく簡単です。
私の今回のケースで音ずれ修正まで全部10分ぐらいだったと思います。
(実質の音ずれ修正作業は3分ぐらい)
- MKVtoolnixダウンロード、インストール
- MKVtoolnixを起動
- MKVtoolnixに該当ファイルをドラック&ドロップ
- MKVtoolnixで音ずれ遅延秒(ディレイ値)を入力
- 音ずれ修正ボタン実行
- 完了
MKVtoolnixダウンロード、インストール
まず音ずれを修正するためにMKVtoolnixというソフトをダウンロードします。
ネットでMKVtoolnixを検索し、以下の画面で私の場合、Windowsの64bit機なので赤枠のものをダウンロードしました。
ダウンロードができましたら、EXEファイルを開き、インストールを実行します。
この辺りは他のソフト同様なので手順割愛します)
MKVtoolnixの起動
インストールができましたら、MKVtoolnixを起動させます。
MKVtoolnixに該当ファイルをドラック&ドロップ
以下のようにMKVtoolnixに「音ずれしている問題の動画ファイル」をドラック&ドロップします。
MKVtoolnixで音ずれ遅延秒(ディレイ値)を入力
次にどれぐらい音がずれているかの秒数を以下のように入力します。
たとえば、今回のケースでいうと音が89秒遅れて映像内でスタートしていたので「-89」と入力します。
もし仮に89秒進んで切る場合は「89」と入力します。
ここは実際に音ずれしている映像を確めて秒数を確認しましょう。
音ずれ修正ボタン実行
最後に以下の実行ボタン(Start multiplexing)を押し、進行状況が100%になれば完了です。
音ずれ修正 Before and After
今回、私が音ずれを修正した動画は以下です。
上側が修正前、下側が修正後になります。
89秒という入力数値が適切だったか不安だったのですが問題なく修正することができました。
音ずれ修正後の動画です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
他にも色々とできそうなソフトですが、気になる機能がありましたら本ブログ内で更新していこうと思います。
私は、今のところ上記の音ずれ修正のみで使っています。
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