ドローンのFPV飛行においてドローンのカメラから送られてくる映像を、ゴーグルで綺麗な映像として見れるゴーグル用受信機ImmersionRC Rapid Fireをご紹介します。
※アイキャッチ画像は、ImmersionRCのオフィシャルホームページからお借りしております。
はじめに
ドローンでのFPV飛行※が流行っていますが、ドローンのカメラから送られてくる映像を綺麗に見たい、そして綺麗に録画したいというのは、レース用ドローンをやっている人にとっては永遠の?最大の?テーマではないでしょうか?
※FPVとはのFirst Person Viewの略でドローンから送られてくる映像を自身に付けたゴーグルで見ながら飛行させることです。
私も何とか綺麗な映像をゴーグルで見たいと思っているうちの一人です。
先日、所有しているゴーグルFat shark Dominator V3でFPVの様子をゴーグルの録画機能を使って録画した映像は以下です。
ちなみに、ゴーグルに付けている受信機はFurious Tru-D Diversity受信機です。
これを見ると分かると思いますが、筋(ノイズ)が入ってしまい綺麗な映像とは言い難いのです。
また、たまに電波の入りが悪かったりすると砂嵐のようになり(以下はイメージです)、映像を認識することが難しくなります。
もちろん、レース用ドローンにGoProや、そこまで高価でなくてもSQ12のようなアクションカメラを搭載すれば綺麗な映像を録画することは可能です。
ですが、リアルタイム映像を見ながら飛行するFPVの場合は、アクションカメラの力を借りることはできなく、カメラから送られてくる映像をゴーグルを通して綺麗に見る必要があります。
もしレース用ドローンやTiny whoopなどで入り組んだ林や木々の間を飛行させたい場合は、ゴーグルで見る映像が綺麗でないと木にぶつかりまくってしまうという事態に陥りかねません。
では、どうすればいいか?
このゴーグルの映像を綺麗にするためには、①ゴーグルをFat shark HDOのような高性能で高価なものにするか、②ゴーグルに付ける受信機を高性能なものにする、③コンデンサーを付ける、が考えられる対策かと思います。
今回は②の方法で最近、注目されている受信機として、ImmersionRC Rapid Fireについてご紹介したいと思います。
ImmersionRC Rapid Fireの実力は?
Fat shark用高性能受信機
ImmersionRC Rapid Fireは、FPVゴーグルで有名なFat shark用受信機で、「単なる」ダイバーシティ受信機ではなく、アナログ・ビデオ信号の詳細な技術を持つモジュールのようです。
5.8GHzのアナログ信号により発生し得る損傷を修復でき、画像を融合し、ゴーグルで映像を見れる前にノイズを予測し、アナログ信号を再構築して、映像を綺麗にしていくそうです。
これにより、アナログ以上ですが、デジタルでもなく、アナログプラスと位置づけられているとのこと。
Fat sharkとの互換性
Fat sharkとの緊密な連携により、Fat shark製の幅広いゴーグルとの最大限の互換性を確保。
ImmersionRC Rapid FireはAttitudeとDominator HDO以外のFat shark製ゴーグルには、十分な電力を供給できないとのことで、付属の補助電源PCB(0.2mmケーブル付)が必要な電力を供給。
メリット
森林の中などの入り組んだ障害物がある場所や、屋内や長距離飛行で、特にImmersionRC Rapid Fireその威力を発揮するとのこと。
ClearView Goggle Receiver
もう一つご紹介する受信機は、ClearView Goggle Receiverです。
これについては、また後日更新したいと思います。
まとめ
冒頭のFat shark Dominator V3で録画した映像を見ると分かるように、あるべき姿を追求すると、この映像をすごくクリアに見たいというのがドローンユーザの願うところ。
そして技術は日進月歩なので、この課題を解決するために今回のような高性能受信機やその他の技術がどんどん現れてくるのでしょう。
こういった技術革新はどうしても海外勢が強いので、今後もこれらの情報収集、もちろん収集だけでなく活用トライ含めやっていきたいと思います。
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