DJI Sparkのインテリジェント・フライトモードの一つであるトライポッド機能をご存じでしょうか?
より安定した綺麗な動画とれるとのことでトライポッド機能を検証してみましたのでシェアしたいと思います。
まえおき
Sparkをお持ちの方ならご経験あるかもしれませんが、Sparkで撮影した動画をあとでリプレイしてみると、よく見ると映像がなめらかでないというか、少しブレているのを経験したことはないでしょうか?
私自身、少し気になっていまして、もしかするとSparkのスピードが速すぎてカメラ性能がついていっていないのか?など色々と考えておりました。
そんな中、これを改善するためには何かの設定があるかもと思い、調べているうちにこのトライポッド機能を知り、今回のトライに至りました。
ようはトライポッド機能でSparkのスピードを制限してしまうことでベストなスピード条件で撮影ができるようです。それでは早速、トライポッド機能について詳細を見ていきましょう。
トライポッド機能とは
トライポッドという言葉の意味は、「三脚」という意味のようです。
私個人としては三脚を使って撮影するぐらい安定した綺麗な映像が撮れるという意味だと連想しました。
DJIによるとトライポッド機能では最大飛行速度が3.6km/h(4km/hまで上がることもあるようですが)に制限され、よりなめらかに動きをコントロールするために操作(コントローラのスティック操作など)に対する応答性も低下するようです。
トライポッド操作方法
それでは具体的な操作方法をご紹介します。一言、非常に操作簡単です。
①まずはSparkを離陸させます。
→トライポッド機能は離陸しないと選択できない(離陸後実行してくださいとのメッセージでます)
またスポーツモードでは実行できないようになっています。
②続いてスマホ画面のDJI Go4アプリの以下リモコンをタップします。
出典:DJI Sparkユーザーマニュアル
③続いて以下赤枠のトライポッドモードアイコンをタップします。
④次に1つだけ注意喚起のメッセージが現れ、それにOKを押すとトライポッドモードでの飛行になります。
トライポッドモードとその他モードとのスピード比較
DJI sparkにはトライポッドモード以外にも通常モード、スポーツモードの計3種類があります。
これらのスピードを比較してみると以下のような感じです。
トライポッドモード→3.6km/h
通常モード(Pモード)→10km/h
スポーツモード(Sモード)→50km/h
スピードは、トライポッド<通常<スポーツ、の順で早くなりますが、撮影された映像の綺麗さでいうと、おそらくトライポッド>通常>スポーツ、の順で綺麗なのだと思います。
というのもDJIはスポーツモードでの動画撮影を推奨していないようで、私も経験がありますがスポーツモードで撮影するとシンバルがグラっと動いたりします。
以下にトライポッドモードと通常モードの映像の比較を検証してみました。
トライポッドでの撮影映像
以下の動画はトライポッドモードと通常モードの映像比較になります。
52秒あたりから通常モードが始まります。
この比較をしていて気付いたのですが、Spark送信機でカメラシンバル角度を動かそうとすると、トライポッドモードではシンバルの動き事態もゆっくりに制限されました。
こういった制限からもトライポッドモードは、より滑らかでブレの少ない写真・動画を撮影するための機能であることが分かります。
まとめ
DJI Sparkを使い込めば使い込むほど、色々な機能に気付かされます。
たぶん、ちょっとして便利機能や便利な使い方もまだまだありそうです。
それらを見つけ次第、本ブログにてシェアしていきたいと思います。
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