ドローン用ゴーグルで有名メーカーであるFat sharkから新しいゴーグルが発売される予定です。
その名もHDO!今回はその性能に迫ってみようと思います。
Tiny whoopやレース用ドローンの有名パイロットのほとんどがFat shark製のゴーグルを付けていますが、そのFat sharkから久しぶりに新製品が発売されます。
※アイキャッチ画像はGet FPVオフィシャルホームページからお借りしたものです。
Get FPVでは4/24から先行予約が可能です。
Get FPVでの価格は499.99ドルと新製品だけに高額設定になっております。
では、その価格に見合う性能になっているかどうかを少し調べてみましたのでご参考までにシェアしたいと思います。
仕様
解像度: 960 x 720
視野: 37°
表示率: 4:3
IPD: 59 – 69mm
その他の付属品として、①ジッパーケース、②USB充電バッテリー、③DC DIYケーブルがあります。
映像
まずこのHDOは、OLED(有機EL)のディスプレイが一番のポイントです。
このOLEDにより従来のLCDスクリーンよりもかなりカラーが良くなり、高コントラストになるようです。
これによりパイロットがスクリーンの中でより鮮明、綺麗な映像を見ることができます。
アスペクト比 4:3
最近売り出されるゴーグルのほとんどはアスペクト比 16:9のようですが、このHDOでは4:3を保っています。
ここについては賛否両論ありそうですが、まだほとんどのパイロットが4:3に慣れているとすると、この未変更は吉な人がほとんどなのかもしれません。
過去製品の良いとこ取り
Dominator V3やHD3での成功を引き継ぎ、IPDや重量はV3やHD3を踏襲しています。
DVRモジュール
DVRモジュールはHD3と同様のものとのこと。
詳細は分かりませんが、HD3だと映像の信号が弱くなった時に、フレーム落ちの問題が発生していたようです。
DVRモジュールは変わっていないということで、この問題も残存しているのかもしれません。
HDMI自動スイッチ
HDMIケーブルを抜き差しした際に、自動的にHDMIとアナログを自動で切り替えるようです。
HDOとHD3の仕様比較まとめ
HD3 | HDO | |
価格 | 400 | 499.99 |
視野 | 42° | 37° |
解像度 | 800×600 | 960×720 |
アスペクト比 | 4:3 | ← |
IPD | 59-69mm | ← |
VRX | Modular, Not Included | ← |
HD input | 720p | 1080p |
3D | Yes | No |
DVR | Yes | ← |
ファン | Yes | ← |
レンズ挿入 | Yes | ← |
オーディオ出力 | Yes | ← |
重量 | 186g | ← |
個人的には、HDOほどの高額ゴーグルは買えないので、これを気に旧モデル達が買い安い価格に値下げされることを願ってます(笑)
→旧モデルであるFat Shark Dominator V3の値段が下がったので329.99ドル→299.99ドル、購入してみました。
レビューについては以下をどうぞ!
スイッチボタンのカスタマイズする方法
最近は以下のようにゴーグルにスイッチボタンを付けてカスタマイズする事例が増えています。
ゴーグルを使っている人なら経験あると思いますが、ゴーグルの電源を入れるたびにバッテリーとのプラグを差さないといけなかったり、プラグを差しっぱなしにして充電したばかりのバッテリーが空になったりとすとれすを感じている方はいないでしょうか?
私はストレス感じてます!
その対策としてゴーグルにスイッチボタンを付けるという方法があります。
自分でカスタマイズする方法もありますし、以下のようにプロにお願いする方法もあります。
Skyzone社 Sky03O
HDOと良く比較されるのがSkyzone社のSky03Oです。
FatsharkがFPVゴーグル市場を独占していると思いきや、最近、このSkyzone社はがんばっているなと。
中にはHDOの上をいっているという人もいるぐらいです。
詳しいレビューは以下をどうぞ。
コメント