前回、前々回とDrone Blocksというビジュアルプログラミングアプリを使ってDJI/Ryze Telloをスマホでプログラミングし、飛行させて来ました。
今回はアプリ内の「Logic」というIF文が使用できるコマンドを使ってプログラミングしてみたいと思います。
ドローンTelloをIF文でプログラミングし飛ばす方法
今までの以下の関連記事でも書いてきましたが、このDrone Blocksの最大の特徴はスマホで簡単にプログラミングできることです。iOSとアンドロイド両方に対応しています。
今まではDrone Blocksの持つ8種類のコマンドのうち、Takeoff、Navigation、Flip、Loops、Math、Variables、Landの7種類を使ってプログラミング飛行をさせてきました。
今回は最後の一つである「Logic」をプラスさせ8種類全部を使ったプログラミングを作成し、Telloをプログラミング飛行させてみようと思います。
この「Logic」とはいわゆるIF文を使ってプログラミングするということです。
IF文を使ったプログラミング内容
早速ですが、以下が今回作成したプログラミングになります。
①~⑧まで順番に説明していくと、
①離陸させます
②5秒間ホバリング(その場にとどまる)
③とまっている位置からxyzの座標方向に20cm移動します
(イメージは斜め上に20cm移動する感じです)
④変数aaaを作成し、これに3と設定します
⑤変数bbbを作成し、これに0と設定します
⑥repeat内の動作を3回(aaa)繰り返します
まずは変数bbbを1に変更します
前方向にフリップ
続いて後ろ方向にフリップ
ここまで終わったら、次にbbbは2になります。
その後、2種類のフリップをします。
これらを3回繰り返すので3回目にはbbbは3になっています。
⑦もしaaaがbbbと同じになったら、いわゆるaaaは3なのでbbbが3になった時点で右回りに90°旋回します
⑧着陸します
いかがでしたでしょうか?文章だと分かりづらいかもしれないので動画でプログラミングの内容を確認してみましょう。
IF文を使ったプログラミング飛行映像
以下がDroneBlocksのIF文を使ってプログラミング飛行させた動画になります。
ドローンプログラミング学習用電子書籍
以下のように無料アプリ、スマホ、DJI Telloの3つだけを使ってドローンプログラミングを学ぶ電子書籍もあります。
初心者でも簡単に理解できる内容になっていて、お子様にもプログラミングを教えてあげることもできます。
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