インプレス総合研究所によるとドローン市場が2025年に約6500憶円になる見通しのようです。
このようにドローンが社会で活躍できるシーン増えるにつき、これからドローンパイロットとして副業や起業をしていきたいという人も多いのではないでしょうか?
前回は以下の記事でドローンパイロット1年目の実体験に基づき、ドローンパイロットとして駆け出しのことの仕事にはどんなものがあるのか?いくら稼げるのか?最初に気を付けてべきこと、やるべきこと、などをご紹介しました。
今回はドローンパイロット2年目の方へのヒアリングに基づき、ドローンパイロットとして駆け出しの頃の仕事にはどんなものがあるのか?いくら稼げるのか?最初に気を付けてべきこと、やるべきこと、などをご紹介したいと思います。
ドローンパイロット自己紹介およびドローンとの出会い
ドローンパイロット歴2年の50才、男性です。
本業はフリーランスとして主にWEB関連及び動画編集をしています。
元々、動画編集をしていたことからドローンで空撮した動画を編集するなどは特に苦手意識もなくこなすことができました。
そもそも、なぜドローンの仕事(副業)をしようと思ったか?というと、テレビでドローンレースや荷物の空輸のテスト飛行の特集を見た際に、ドローンに非常に興味を持ちました。
また知人がドローンを持っており、楽しんでいるのを見た際、今後ドローンが幅広い分野で活用され、メジャーになるはずと直感したためです。
ドローンパイロット2年目のお仕事はどんなもの?
まだ2年目なので駆け出しの身ですが、ドローンによる空撮や点検、ドローン講師をしています。
全てドローンはDJI製のMavic Airを使用しています。
今はMavic Air2が出ていないので最新機種ではありませんが、4Kカメラで空撮できるドローンなのでまだまだ現役として活用しています。
ドローン空撮
ドローン空撮の被写体としては色んなものがありますが、私の場合、主にホームページやパンフレットに使用する画像や、広告制作会社より依頼を受け、企業やイベントなどのスポット空撮を行っています。
まだ始めたばかりなので依頼件数も少なく年間で5件程度が現状ですが、1件あたりの平均報酬は、8万円で私としては今後、受注を伸ばしていきたい領域です。
報酬は撮影場所、条件などにより多少の変わります。
今までドローンは高価であり、スキル、専門機器も必要だったので、ドローンを仕事にすること自体のハードルが高かったですが、現在は比較的誰もが手にすることができ、挑戦できるようになりました。
そこに私自身がドローンパイロットととして空撮にチャレンジできることにやりがいを感じています。
大変なこととしては、ドローンが一般的に認知されてきたとはいえ、まだまだ「おもちゃ」と思われている部分もあったり、通報されたりします。
したがってドローンの飛行禁止区域はどこなのか?などの法律、ルール、マナーの知識の習得と、ドローンを飛ばす技術の向上が重要だと思います。
ドローン講師
続いての実績としてはドローン飛行体験や空撮体験のドローン講師です。
ドローンを体験してみたいと思われる方に、ドローンに触れて、飛行体験してもらうことをしています。
仕事の件数は月間、2件程度で、1件あたりの平均報酬は、5千円です。
飛行場所、条件などにより多少変わります。
また最近おすすめなのが、自分のドローン講座をUdemyというオンライン学習サイトに登録して販売するということです。
Udemyはシリコンバレー初の世界最大級のオンライン学習サイトで、すでに130000以上のコースを3500万人の受講生が学んでいます。
ドローンのオンライン学習教材もいくつか登録されています。
なにもドローンスキルは対面で教えるものだけでなく、オンラインで教えられるものは もあると思います。
ご自分で今までの経験を基にオンラインドローン教材を作り、Udemyを通して販売するのはありだと思います。
まずはUmedyにドローン講師として登録することをおすすめします。
Umedyへのドローン講師登録はこちら
ドローンは現在注目されてる分野であり、興味を持っている人は多いようです。
ですがまだ敷居が高いと感じておられる方も多いのが現実です。
最大の要因は法律やルールが複雑だからだと思っています。
実際、ドローンを教える中でこういった気持ちも消え、ドローンの魅力に見せられ、目を輝かせているのを見るのは講師冥利につきるといえます。
未経験者に操作をさせるのはやはり危険で怖いですが、周辺の方々や飛行場所の地主様の協力のおかげでやってこれています。
法律、ルールの厳守とマナーをしっかり守り、周囲の方々としっかりコミュニケーションをとることが一番の対処方法だと思います。
ドローンによる点検
最後にご紹介するのは戸建ての屋根点検です。
屋根の劣化状況や破損状況をドローンで空撮します。
現在の仕事件数は、はじめたばかりですので月2件程度です。
1件あたりの平均報酬は、5千円で、撮影場所、条件などにより多少変わります。
こちらも他同様は、DJI社製「Mavic Air」を使用しています。
屋根点検で嬉しいところは家主様から感謝されるところです。
さらにドローンを飛ばせるというだけで尊敬されることもあります。
大変なこととして、ドローンで本当に劣化状況が撮影できるのか?と疑心暗鬼されるケースや、安全面では、ドローンの物珍しさに現場に人が集まってきて安全の確保が難しくなる場合があります。
こういうときこそ、法律やルールマナーを守り飛行することを心掛けています。
今後チャレンジしたいドローンのお仕事(副業)
今後チャレンジしたいドローンのお仕事は、災害調査、構造物点検、水中撮影です。
これから時代は5Gに突入していくことが予想されます。
5G環境が整うと、現場と管理者の距離が近くなり、ドローン映像がリアルタイムで別の場所で確認できるようになるでしょう。
水中ドローンは各社、新製品を出してきており性能も飛躍しています。
今までダイバーや高価な無人潜水機により点検していた水中も水中ドローンで点検することで、コストメリットや人手不足、安全面でもメリットがあると思います。
なので今後チャレンジしてみたいと思っています。
空撮用ドローンと違い、いきなり水中ドローンを購入するのは気が引けるという人は、水中ドローンはレンタルもできるので、おすすめです。
ドローン副業や独立を目指す人は〇〇をすべき
今後ドローン副業や独立を目指すためには、とにかく練習だと思います。
しばらくドローンを使わないと指の感覚がおかしく感じるので、5分でも良いので飛ばすことをオススメします。
またドローンについてのルール、関連する法律について知っておく必要がありますのでこの辺は勉強する必要があります。
アクロバティックな飛行や特殊撮影といった特別なことではなく基本ができるようになることが最優先だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は前回のドローン起業・副業1年目の事例に引き続き、ドローンを使って副業しているパイロット2年目の方に、実際の仕事の内容や報酬、気を付けるべきことなどをインタビューしてみました。
これからドローンパイロットで稼ごうと思っている方々の参考になれば幸いです。
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